<先週末のドル・円103円乗せの要因>
ドル円103円乗せの直接のきっかけとなったのはミシガン大消費者信頼感指数の好結果でしたが、あるレポートで ”今週22日FOMC議事録で、出口戦略について議論した事が明らかになるだろう” が話題になっていたようです。
いずれにしてもドル高が進んだ一日であり、ユーロ・ドルはメルシュECB専務理事の発言もあって一時1.28ドルを下抜ける場面がありました。 それもそのはず ”主要国の中銀で出口へ向かっているのは米FRBだけ” という状況ですからドルの独歩高は仕方がないのかもしれません。 今週は、バーナンキFRB議長の講演(22日)といい、このFOMC議事録といい、FRBの動きから目が離せません。
<今週のドル・円相場について>
今週のドル・円は102.60円と前週末比50pips超下落してオープンしました。 オープン前の6時台には一時102円を割り込む場面もあったようです。 前週末のドル買いムードが週明けに一変した背景は、昨日19日に甘利経済再生相がテレビ番組で ”政府として一段の円安が進んだ場合のマイナス影響を注視する” と発言した事にあるようです。 最近では、麻生大臣や安倍総理、石破自民幹事長などの発言からも円安進行にブレーキをかけたい様子が窺えるため、円売りポジション巻き戻の格好の口実になったのかもしれません。
実際には、日本当局の ”円安” 警戒発言では ”ドル高” は止められないと思っています。 ドルを買いたい人にとっては円が上昇してくれたおかげでドルが安くなるのは歓迎すべき事であり、ドル・円で言えば利益確定売りを押し目買いが吸収してしまう可能性が高いのではないかと考えています。ただ、 ”ドル売り” 材料が出た場合は ”円買い” とセットでドル・円の下落が加速する事になりかねないため注意が必要です。
先週、17日のNY市場でドル買いが進み103円台になった時、スピードが早すぎ調整が有ると判断し、ユーロを132.30で大きく売ってしまいました。 上げ止まる気配が無いままNY市場が終わっており、気分の悪い週末を迎えました。 結果、今朝には利益確定は出来ましたが、やはり相場が強いと実感したところです。
ドル・円では、3ヶ月以内が105円の見通しで進んでいるような雰囲気ですが、可能性としては高いように思われてきました。
ドル円103円乗せの直接のきっかけとなったのはミシガン大消費者信頼感指数の好結果でしたが、あるレポートで ”今週22日FOMC議事録で、出口戦略について議論した事が明らかになるだろう” が話題になっていたようです。
いずれにしてもドル高が進んだ一日であり、ユーロ・ドルはメルシュECB専務理事の発言もあって一時1.28ドルを下抜ける場面がありました。 それもそのはず ”主要国の中銀で出口へ向かっているのは米FRBだけ” という状況ですからドルの独歩高は仕方がないのかもしれません。 今週は、バーナンキFRB議長の講演(22日)といい、このFOMC議事録といい、FRBの動きから目が離せません。
<今週のドル・円相場について>
今週のドル・円は102.60円と前週末比50pips超下落してオープンしました。 オープン前の6時台には一時102円を割り込む場面もあったようです。 前週末のドル買いムードが週明けに一変した背景は、昨日19日に甘利経済再生相がテレビ番組で ”政府として一段の円安が進んだ場合のマイナス影響を注視する” と発言した事にあるようです。 最近では、麻生大臣や安倍総理、石破自民幹事長などの発言からも円安進行にブレーキをかけたい様子が窺えるため、円売りポジション巻き戻の格好の口実になったのかもしれません。
実際には、日本当局の ”円安” 警戒発言では ”ドル高” は止められないと思っています。 ドルを買いたい人にとっては円が上昇してくれたおかげでドルが安くなるのは歓迎すべき事であり、ドル・円で言えば利益確定売りを押し目買いが吸収してしまう可能性が高いのではないかと考えています。ただ、 ”ドル売り” 材料が出た場合は ”円買い” とセットでドル・円の下落が加速する事になりかねないため注意が必要です。
先週、17日のNY市場でドル買いが進み103円台になった時、スピードが早すぎ調整が有ると判断し、ユーロを132.30で大きく売ってしまいました。 上げ止まる気配が無いままNY市場が終わっており、気分の悪い週末を迎えました。 結果、今朝には利益確定は出来ましたが、やはり相場が強いと実感したところです。
ドル・円では、3ヶ月以内が105円の見通しで進んでいるような雰囲気ですが、可能性としては高いように思われてきました。