今週の為替予想レンジ（５月６日～１１日）

今週の為替予想レンジ

＞ドル・円　　　　９６．８０～９９．８０
＞ユーロ・円　　１２６．８０～１３０．８０

＜今週のテーマ・指標＞（３つ星以上の大きな指標）
　６日　特に無し
　７日　豪・３月貿易収支　ＲＢＡキャッシュターゲット　
　８日　特に無し
　９日　米・５月４日迄の週の新規失業申請件数
１０日　特に無し

＜今週の予想＞
今週は毎月定例の米・４月度の雇用統計明けの週であり、指標的には小粒なものが多くなっています。　今週の見どころは、先週の米・雇用統計発表により数値が改善され、上値を伺えるポジションとなっています。　日足から見ても今後強い指標出てくればトリプルヘッドを形成する可能性も高く、３度目の挑戦を試みるのではないかと思っています。

今週のユーロの動向
欧州中央銀行（ＥＣＢ）のドラギ総裁が前日、中銀預金金利のマイナスへの引き下げについて　”技術的には用意が整っている”　と述べたことや、景気の下振れリスクに言及したことを受け、ユーロの地合いは引き続き弱いと思われます。

ユーロ・円については、当面１３２円辺りがトップとみており１３０円超えからはショート中心に仕掛けてみたらどうかと考えています。　ドルの１００円の壁に挑戦するようであれば、１３２円台の可能性もありそうですが、今週は特別大きな指標も無く、高値ゾーンでのもみ合いの展開でしょうか。

投稿始めさせていただき間もなく２年になりますが、ユーロの動向についてはかなり研究を積み重ねてきました。　たび重なるユーロの金融危機を綱渡りのような状態で回避してきましたが、根本的な問題解決が出来た訳ではなく問題の先送りしているのは明白です。　いずれ金融危機の蒸し返しが起こる可能性が一番大きな通貨であり、やはり高値はショート中心で対応するのが正解ではないでしょうか。

今週も読者の皆様には爆益がありますようにお祈りいたします。