天真寺日記

天真寺の日々を綴ります

ありがとう

2006-06-03 09:04:09 | 天真寺
お寺は、たくさんの空間がある。
本堂・仏間・廊下・トイレ・庭などなど掃除に飽きることはない。
今日も、掃除をしていると、「ピンポーン」とドアベルが鳴った。
何かな?と思い玄関へ。
大きな紙袋を持ったご門徒のKさんが立っていた。

持っている袋の中身をみると、そこにはたくさんの布が入っていた。
そう、今度お寺で開催されるボランティア「布チョッキン」
のための布を持ってきてくださったのだ。
http://www.cyr.or.jp/news/nuno/institution.html
そこには、子どものためにと取っておいたという20年前ものの布から
PINGUなどのキャラクターものまで色とりどりの布・布・布・・・



お話を聞いてみると、歩いて持ってこようと思ったが重かったため、
バスに乗って来て下さったとのこと 

ただただ感謝です

たくさんの布を見ながら、
この布で出来た人形で遊んでいる子供たちの姿を
思い浮かべるとあたたかな気持ちになります。

遠く離れたカンボジアにはたくさんの子供たちがいる。
そこには、たくさんの子供たちの笑顔がある。
今、私たち日本人は、ものを残しても何も感じなくなってしまうくらい豊かであるが、
本当にこころからの笑顔を忘れてしまった気がする。

何十年と寝かしてあった布を見ながら、
カンボジアの子供たちの笑顔を思いながら、
本当に大切なころを教えてくれるような気がする。

今度は、7月10日に天真寺で「布チョッキン」ボランティア(CYR)が開催されます。
たくさんの方々に参加していただいて、
「たくさんの人形を 笑顔を」と思います。

(龍)


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