天真寺日記

天真寺の日々を綴ります

中論のおすすめ書籍

2012-01-29 12:05:05 | 天真寺

毎週日曜日朝7時からは日曜礼拝。
本日の担当は山口さん。

ご和讃は、正像末和讃から六首です。
○無明煩悩しげくして 塵数のごとく遍満す 愛憎委淳することは 高峯岳山にことならず
有情の邪見熾盛にて 叢林棘刺のごとくなり  念仏の信者を疑謗して 
破壊瞋毒さかりなり
命濁中夭刹那にて 依正二報滅亡し 背正帰邪まさるゆゑ 横にあだをぞおこしける
○末法第五の五百年 この世の一切有情の 如来の悲願を信ぜは 出離その期はなかるべし
九十五種世をけがす 唯仏一道きよくます菩提に出到してのみぞ 家宅の利益は自然なる
五濁の時機いたりては 道俗ともにあらそいて   念仏信ずるひとをみて 
疑謗破滅さかりなり 

御文章は、経釈明文章です。



そして、ミニ法話。
昨年、山口さんが五條袈裟を新調され、はじめてのお参りです。
 

終了後には、茶話会がありました。
その中で、七高僧の龍樹を専門とする学者先生がいらっしゃいましたので、『中論』の入門書は何かありますかという話になりました。私も学生時代にたくさん読みましたけど、ほとんど抜け落ちています。さて、
おすすめ書籍です。
◇『龍樹』 講談社学芸文庫 中村元著
◇『龍樹(ナーガールジュナ)―空の論理と菩薩の道』大法輪閣 瓜生津隆真著
◇『
空の論理「中観」―仏教の思想〈3〉 』 角川文庫ソフィア 梶山雄一著 上山晴平著
等々です。

本日は、朝寒い中15名の方々がご参拝いただき、有り難うございました。 

(龍) 


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