京都からのお客様

京都からお客様がいらっしゃいました

お客様は京都で大活躍の「本願寺教学伝道センター」のTさんとNさん。全国にある浄土真宗寺院の活動を紹介する「寺院活動事例集」の取材のためにお越し下さいました。





取材内容は、都市開教（島根から千葉への移転）の経緯や現在の門信徒会活動についてなど。都市開教のことは、以前NHK「寺が消える」で放映されました。

この機会に、お寺の歴史等を見直してみると、私も知らないことだらけ。

前住職（私のおじいちゃん）は、高校生の時父と死別。19歳の時に母を事故で失い、戦後は妹との二人暮らし。その後、法務の傍ら農業に従事し、農林大臣賞や島根県知事賞（農業事業功績）を受賞。そして都市開教に情熱を燃やし、昭和30年に無一文で島根から東京に出てきたそうです。

また、前住職への大坊守（私のおばあちゃん）の手紙も見せてもらいました。

「77年の生涯。おみのりを愛し 導き 不自由な身体をおして、一生懸命に生き努力した人でした。仏さまに見守られ 貴方と共に生きた日々は幸せでした。有り難うございます。」

目にした時には、言葉にならない思いがこみ上げてきました。

おかげさまで、とても良いご縁となりました



さらにうれしいことに、お越しいただいたTさんは私が大学院の試験を受ける時に勉強を教えて頂いた師匠。
Nさんは姉の中央仏教学院時代の友人。

ということで、夜はC寺のH夫妻と一緒に大宴会となりました。





Tさん、Nさん遠くからお越しいただき、ありがとうございました。

「教学伝道センター」でTさんが作成されているページを紹介します

http://www2.hongwanji.or.jp/kyogaku/mission/index.htm

布教伝道の基礎などがあり、お坊さんにはオススメです。

（龍）