天真寺日記

天真寺の日々を綴ります

なぜ甘茶をかけるの?

2012-04-03 11:59:10 | 天真寺

4月8日はお釈迦様の誕生日。お釈迦様のご誕生をお祝いして、花祭り灌仏会等と呼ばれています。。

天真寺では、花御堂をご用意しました。
花御堂の真ん中にお立ちになっているのがお釈迦様です。
お釈迦様がお生まれになった時に甘露の雨が降ったという伝説により、甘茶をおかけしてお祝いします。



先日の僧職系男子のイベントにて、「甘茶ってなに?」というご質問を頂きましたので、お答えさせて頂きます。

☆質問 甘茶はなに? ☆
①答え 甘茶はアマチャ(ユキノシタ科・アジサイの変種)の葉を蒸してもみ、緑汁を除いて乾かしたものだそうです。(京都・美好園解説)

②答え 甘茶の作り方
    八月中旬頃葉を摘み、天日で乾燥させる
    →霧水を散布し水分を葉に均等にしみこませ、一昼夜おく
    →むしろに広げ、時々もみながら天日で乾かす
    (下記原稿より)

以前、仏教情報センター機関誌「仏教ライフ」にて花まつり特集を寄稿した原稿がありますので、ご覧下さい
http://www.tenshin.or.jp/pdf/hanamatsuri.pdf

(龍)