天真寺日記

天真寺の日々を綴ります

戒名?法名?

2009-10-11 16:14:28 | 天真寺
日曜日は朝七時から日曜礼拝。
本日の和讃は曇鸞讃、御文章は五重の義章でした。
担当は龍哉です。

先日、千葉組念仏奉仕団が行われ、天真寺では3名の方が帰敬式をお受けになったので法名についてお話しさせて頂きました。


(京都本願寺にて)

一般的にはよく戒名と言われますが、
戒名は受戒したものに与えられる名(仏教辞典)であり、戒律を守って仏道修行する人々の名前であり、師匠から弟子に与えられます。
ですが、
法名は仏法をたよりに生きていくこと、阿弥陀仏の願いに仰いで生きていくという自らの仏弟子としての自らの名告りであります。

親鸞聖人は、
「真仏弟子」と言うは、・・・釈迦・諸仏の弟子なり、金剛心の行人なり。
と示されています。


生きている間に法名を頂くことを生前法名といいます。
浄土真宗の法名は、釋○○であり、釋はお釋迦様を表し、お釋迦様(仏)の弟子となったことを意味します。
法名を頂くことにより、阿弥陀仏と共に生きる、阿弥陀仏のおこころをいただいて歩む道が開かれます。

親鸞聖人は釈親鸞、愚禿鸞となられ、七高僧の天親菩薩と曇鸞大師からお名前から頂かれました。
ちなみに、私の法名は釈龍哉です。



●法名についてのある質問●
浄土真宗の法名は基本的に釈○○と三文字、
長い、逆に短い法名はありません。

生前法名は本願寺より頂くことができ、冥加金は1万円です。
詳しくは、コチラ(本願寺HP)

詳細はお寺にご相談下さい。
是非、皆様ご法名をいただいて、皆様ご一緒にブッティストライフを送りましょう。

(龍)