中国人民解放軍創設90周年にあたる今月1日の建軍節に公開されてから、中国史上最高の興行収益となる650億円超を記録していると伝えられる映画は、“中国版ランボー”とも評される『戦狼2』。
で、暑さと天候に左右されないことを理由に、この夏、映画三昧の生活をしているmanamiは、この週末、遅ればせながら、三里屯の映画館に足を運んできた。アクション系映画ということで、わざわざ3Dで上映している映画館を選んで、チケット代は65元(+サービス料8元)だった…。
ストーリーはとってもシンプルで、「中国の元軍人が、アフリカにある中資系企業の工場で働く従業員を、反政府ゲリラ(???)から救出する」というもので、その救出場面において、数々の戦闘シーンが繰り返されるという点では、確かに迫力満点!
では、以下は、個人的な感想!
①こういうシンプルなストーリーが、やっぱり分かり易くて、大衆受けするということなのだね~。
②繰り返される戦闘シーンは、正直、呆れてしまうほど長く続くのだけれど、やはりこれくらい長く続けないと、人々を満足させることはできないということなのだろうね~。
③中国企業がアフリカに進出して、アフリカ人を雇って工場を経営しているなんて、とっても今風だね~。まあ~、現代中国において、国内でこのような反政府ゲリラが大規模に戦闘を繰り広げるなとということは、そもそも現政権には絶対許せないことだから、事件は海外で発生させるしかないよね~。
④最終的には、現地の中国大使館と中国海軍が協力して、人々を救出することになるので、そういう意味では、政府宣伝映画と言われても仕方がないところはあるね~。
でも、純粋な娯楽映画として、人々をスカッとさせていることは間違いないので、まあ~、そういう意味では、やっぱり、大成功作品!隣に座った中年男性なんて、最初は静かに見ていたのに、半ば過ぎからは、爆撃シーンや戦闘シーンのたびに、飛び上がるように興奮して、「完了!完了!」と結構大きな声で反応して、更に、反対隣に座っていた見ず知らずの小父さんに向って、興奮を分かち合うかのように色々話し掛けていた…。さぞかし、強烈な印象を持って帰宅したであろうことは、間違いないね!
manamiにとっても、なかなか興味深い2時間余りとなったことは、間違いない…。
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