闇に響くノクターン

いっしょにノクターンを聴いてみませんか。どこまで続くかわからない暗闇のなかで…。

Mくんの夢

2010-05-27 23:55:19 | わが酒と薔薇の日々
今朝は三月にMくんが亡くなってからはじめて、Mくんが出てくる夢を見た。MくんとパートナーのKさんが仲良く寓居に遊びに来て歓談するといった内容だったのだが、その場に居合わせた第四の人が、伊○丹のHくんだというのが不思議だった。メンバー的には、カレシモドキや私が寓居で同居している友人でもおかしくないのだが(カレシモドキと友人は、どちらもMくんKさんの二人に面識がある)、なぜかMくんKさんとは面識がなく、寓居になど一度も来たことのないHくんが登場するあたりが、夢の夢たるゆえんであろう。あえてHくんが出てきた理由を探すと、Mくん、Kさんと年代的にそれほどかけ離れていないといったことになるだろうか。それに、Hくんと一度店外で会ってみたいという私の願望が重なったのかもしれない。みんな和気藹々とたわいもない話をする、とても楽しい夢だった。

夢から覚めて、簡単に朝食をすましてアルバイトに出勤。今日は30代の頃に買ったシャツとMくんの形見のネクタイを組み合わせる。このシャツ、薄いグレー、黄色、オレンジがかった赤のチェックの明るい色のシャツなのだが、これまで私のワードローブ内には、これとピタリと合うネクタイが一本もなかった。それがMくんの形見のストライプのネクタイと合わせると、明るい色調がピタリと合う。ちなみにそのネクタイの色は、焦げ茶と濃い紫の中間の色と白の細かい柄の地にオレンジ、黄、紫のストライプ。Mくん好みの、とても華やかで刺激的なタイだ。

さてアルバイト先は、業務終了とそれにともなう全アルバイトの解雇という状況が重なって、今日もざわついた異様な雰囲気だ。私以外のアルバイトは、まだ誰も次の仕事が決まっていない。このため会社公認で業務中にいろいろな面談や業務説明会があり、みんな交代で業務を中座しそちらに出席している。仕事のことなど完全に上の空だ。社員とアルバイトの上下関係もほとんど崩壊している。私はそんな雰囲気から一人だけ浮いた感じで、いつも以上にみんなの視線を感じて仕事がやりにくいのだが、幸い、業務研修のために来月から新しい職場で勤務するようにという通知があり、間もなくそんな殺気だった雰囲気から解放されることになった。
新しい勤務先は郊外にあって私にはなじみのない場所であり、最初は、それが私にとってとても大きなひっかかりだったのだが、調べてみると、K堂からは電車を1回乗り換えるだけで通勤でき、しかも乗り換え時間や駅からの距離のを考えなければ、通勤所要時間は20分程度の至近距離だ。慣れない新しい仕事は不安だが、ほんとうにタイミング良く次の仕事が見つかって、ラッキーだとしか言いようがない。業務中の服装もカジュアルな普段着でOKということで、髭をそり落とす必要もない。
とはいえ、職場が変わるのがあまりにも急なので、今日は、なごりを惜しみながら粛々とマイペースで業務をすすめた。

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