闇に響くノクターン

いっしょにノクターンを聴いてみませんか。どこまで続くかわからない暗闇のなかで…。

困ったときのGAYだのみ

2006-11-05 23:52:01 | 雑記
向こうの人は反応が早い。ローマのMさんから今日さっそく、編集会議の決定事項と私が送った概要への感想をつげるメールが届いた。感想の方は、あなたが送ってくれた概要はgreatだというもの。そう言われればこちらとしても気分は良い。
それと、他の執筆者は、ローマ大学の関係者を中心に、サンパウロ大学(ブラジル)、バルセロナ大学(スペイン)など、ラテン系が多いけど、いちおうさきざまな国籍の人間が揃っている(ちなみに文化人類学者であるMさんは、ブラジルに強いネットワークをもっている)。どんな結果になるか予測はつかないが、その予測不可能なところがかえっておもしろい。

ということで、外側はこれでよいとして、次は日本のことを英語で書くという難問をどうクリアするかだ。
最終的には誰かにみてもらうしかないのだが、すぐに思い浮かんだのが日系ハーフの友人Mさん。彼はアメリカの大学を出てから日本に活動拠点を移し、日本文化をアメリカに橋渡しすることを自分のアイデンティティにしている。だから、単に英語と日本語ができるというだけでなく、私が考えている日本文化を英語で説明するという目的にもっともふさわしい人だ。ただ困ったことに、私はMさんの連絡先を知らないのだが、そこはそれ、彼もGAYだから、新宿に行けばなんとかコンタクトできるだろうとあたりをつけた。
そこで夕方、私が情報拠点としている新宿三丁目のゲイバー「タックスノット」に顔を出したのだが、店に入るとちょうどMさんがいた。Lucky!。さっそく、Mさんにこれまでの経緯と私が書きたいことを説明し、ともかく英語でなんとか書いてみるので、それをチェックして欲しいと頼んで快諾してもらった。
こんなとき、GAYのネットワークはほんとうにありがたい。

それからMさんとは、歌舞伎や映画のことなどをしばし雑談して、大船にのったような心境で部屋に戻った。

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