闇に響くノクターン

いっしょにノクターンを聴いてみませんか。どこまで続くかわからない暗闇のなかで…。

いざ、出陣!

2007-01-27 13:53:29 | 雑記
昨日はあわただしい一日だった。
私が編集を手伝った本が昨年末に出版され、毎日、それをなんとか少しでも多くの人に読んでもらいたいと思って動いているのだが、朝○新聞からは著者にミニ・エッセーを書いて欲しいという依頼があり、また毎○新聞からは著者へのインタビューの依頼があった。二大新聞からの依頼は大きな戦果だ(内容がアヴァンギャルド過ぎて、読○にはもともと向かない)。読者や他媒体への相乗効果も期待できる。
このうち、朝○新聞の原稿締め切りが今週の月曜日で、原稿は締め切り前に提出したのだが、著者の側に一部手直しの希望があり、すでに朝○新聞にわたしてある参考資料を急ぎ戻してもらって、それを見ながら手直しして再入稿。その後、今度は朝○新聞側からもう一度資料を参照したいという要請があり、著者と新聞社のあいだを、資料をもって何度となく往復した。
木曜日にそれが一段落し、あとは掲載を待つのみと気持ちを切り替え、毎○新聞のインタビューを心待ちにしていたのだが、インタビュー直前に朝○新聞から再度連絡があり、原稿の一部を変更して欲しいという。これは要するに、原稿のなかにある微妙な表現が書いてあるのだが、朝○としてはその事実が確認できないので、別の表現に変更して欲しいというのだ。とはいえ、紙面の割付等はすべてすんでいるというので、大きな変更は許されない。行数を変更せずに、指定行数のなかでギリギリ訂正を入れた。
それが済むやいなや、入れ替わりに今度は毎○新聞の記者が到着。
当方、朝○の件はおくびにも出さず、記者を出迎える。
毎○の記者ははじめて会った人だが、何やら緊張した面差し。しかし本はすみまでよく読んでくれていて(よく解釈すれば、だからその著者に会えるということでインタビュー慣れしているはずの記者も緊張したのだろう)、一語、一語、言葉を選びながら自分の疑問を著者にストレートにぶつけてくるところが、立ち会っていてとても気持ちがよかった。インタビューとしては大成功といえるだろう。
と、ここまでが今週の「営業活動」。

自分の方は、実は今日、仏教系の研究会で研究報告があるので、朝○新聞とのやりとりのあいだ、作成中の報告レジュメが間に合うか、気が気ではなかった。しかも、ほんらいであればレジュメの取りまとめに一番忙しい報告の前日は、上に書いた毎○のインタビュー予定が組まれており、不測の事態にそなえて、自分の予定を全部からにしてそれに備えておかなくてはならない。しんどかったが、それでもなんとかレジュメは完成し、研究報告を前に、今この記事を書いている(報告直前は他のことを考えていた方が気が紛れるという効果はある)。あとは報告がきちんと受け容れられることを希望するのみ。

と、ここまで書いていたら、さすがに時間が迫ってきた。これからシャワーを浴びて出陣することにしよう。

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