太極拳検定対策講習会 in 名古屋

9月7・8日と、1泊2日で太極拳の講習会に行ってきました。
今年の12月に行われる検定試験対策としての講習会で、東京本部からの指導員のもと学びます。決して安くない講習料だし、地元以外の指導者の声を聞く絶好のチャンスなので、前に行ってドンドン聞きまくって1つでも習得して帰るぞ！と気合存分だったのですが、自分の基礎的な部分の不十分さを思い知り、初日から少し凹んでしまいました（笑）

基礎的な部分、歩法がそもそも間違ったクセつけちゃってるんですよね～私。これはもう地元の先生に何度も指摘され直してきているつもりだったんですが、全然、ずぇんずぇん治っていなかったわけです。これが出来なけりゃ～太極拳自体間違っているわけで、さ～困ったぞ！というわけです。先生の説明を聞いている時、指導を受けている時、頭では理解できるんですよね～
「なるほど」「そうか、そうか」「はい、わかります」
ところが、じゃ～やってみましょうとなると、元に戻ってしまう。数秒前に先生に手とり足とり教えてもらった時は「こんなシンプルなことか、うんうん、頸力がスパーンと返ってくるぞ」と解っていたのに。体の記憶って本当にすぐ失ってしまうものです。先生も言ってたけれど、地道にゆっくり毎日練習して体に聴いていかないといけませんね。
「一人遊びを沢山して、時々友達と遊んぶ」
先生の御言葉、しかと受け止めました！

それから緩み。これ本当に難しい。特に講習会で変に頭いっぱいだし、体に聴いて動いているつもりで何処か妙なバランス調整しているからだと思うけど、より当日は体がカチカチでした。これじゃ～伝わるもくそも無い（笑）力みっぱなしで、癖がありながら動いている時の方がまだましだろうな。気持がいい太極拳から離れて行ってしまう、本末転倒な事態に陥ったわけです。今回は検定対策の講習会だけど、検定だからこうしろ！じゃなく、太極拳をより知っていこうという講習会であるわけだから、ガチガチはNG！何が大事なのか、何を理解していこうか、目的を取り違えないで学んでいく重要さを知りました。

ヘトヘトの2日間でした。習得できた！というものは実際無かったかもしれませんが（2日で習得出来たら太極拳の楽しさ激減だな）、知る事は多かったと思います。
「一人遊びを沢山して、時々友達と遊んぶ」
承知しました、先生！今日からトライしてみます！！


本番は、12月15日。
残るは3カ月です。