(TxT)<戯れ言ですよ

とみーのにっき&おえかきちょう

11/05/11

2011年05月11日 | 日記?
■今日の一枚 本間芽衣子ことめんまさん
 (web拍手を送る)
 おれもめんまに懐かれたい。
 OPイントロの「えいっ」ってジャンプするとこを記憶を頼りに描いてみたんだけど、結構いろいろと違ってたなー。
 今度はちゃんと見て描こう。

■拍手送って下さった方
 ありがとうございました。
 次回次回(笑)。たぶん。


 何とかいろいろと落ち着きそうな感じがしないでもない。
 落ち着いたところでどうなんだというのもありますが。

GOSICK-ゴシック- 第15話 二匹の怪物は心をかよわせる

2011年05月11日 | 視聴済アニメごった煮
あんまり解明編という感じではないな。

 そんな今回のお話は…
 かつて王妃の寵愛を受けたリヴァイアサンの錬金術は、マスグレーブ男爵の策略 により、国王の目前で全てを否定された。
 怒りのあまり、罪のない少年を殺して しまったリヴァイアサン。失脚したリヴァイアサンに、戦争のための人造人間、 ホムンクルスを作らせようとある人物が近づく――。
 以上公式のあらすじ。

 お話は当然「錬金術師リヴァイアサン」事件の解明編で、前回前々回の謎をここで全て終わらせる。
 のだが、解明編というよりかは、この話は「過去の歴史」という感じですな。
 物語の舞台であるソヴュール王国の闇の歴史とリヴァイアサンは密接に繋がっていた。簡単に言えばそんな事件だったのである。
 そんなわけなので、どうも事件の解明という感じは無く、むしろ隠された歴史を紐解くと言った印象で、「犯人はお前だっ!」みたいな高揚感や「な、なんだってーっ!!」的な驚きは無く、割と淡々と進んでいく。
 そういった中で、ヴィクトリカの生まれや孤独、そしてこれからのことを暗示していると言った内容になっていて、まぁ続きを気にさせるような感じにはなっている。
 だからと言って某が特のおもしろかったとかも無く、今ひとつ盛り上がりに欠けるのはいつものこと。もうちょっと何かあれば良いとは思うのだけど、まぁ原作もこんな感じと言えばこんな感じであるので、こんなもんなのであろう。

 しかし、感じて想う所がなければ感想は書けないわけで、せめて久城なりヴィクトリカなりに感情移入できる部分が欲しいところだ。
 物語上は彼らの繋がりを重要視してはいるのだけど、見ている分にはあまりそうは感じることはなく、勝手に仲が良くなっているという印象の方が強い。
 まぁ物語の方は追わなくてはならないし、同時に彼らのことも描かなくてはいけないし、しかも尺の制限もあるので大変だとは思うのだけど、もっとふたりの時間を多くとっても良いような気がしますな。
 この物語はむしろ事件云々よりも久城とヴィクトリカがどうなのかの方に重点が置かれているような気がするし。
 とはいっても、原作と平行して9月には物語を終わらそうとしているんだから、いろいろと大変なんだろうなぁ、内部は。私のようにただ見ている者は気楽なもんである(苦笑)。

魔法少女まどか☆マギカ 第12話「わたしの、最高のともだち」

2011年05月11日 | 視聴済アニメごった煮
随分と壮大だなぁ。

 そんな今回のお話は…
 一人ワルプルギスの夜に挑み、深手を負ったほむら。
 何度挑戦しても勝てないくやしさ、自分の行為がかえってまどかを苦しめることになっていたことへの絶望で、自らのソウルジェムを黒く染め上げていく。
 そんなほむらの前に現れた少女、鹿目まどか。まどかは、決意のまなざしでワルプルギスの夜を見据え、ほむらに言い放つ。
 「叶えたい願い事をみつけたの」
 魔法少女となる者の運命を全て知った彼女は、果たして何を願い、どんな決断を下すのか?
 以上公式のあらすじ。

 お話はまどかがどうしてどうなったかを描いている。まぁ簡単に言ってしまえば、まどかはその力を逆に利用して、既存のルールに則ってそのルールを破壊した。
 何がどうなったかはももはやここで語ることでも無いので敢えて語らないが、お話としては、これまで愛と勇気と希望だけで何とかなるほど世の中甘くないよ的な、既存の変身スーパーヒロインもののアンチテーゼかと思わせておいて、最後にまさかの大肯定だとは思わなんだ。
 まどかが希望そのものになって魔法少女の呪いを全て受け止める。まどかはそれまでのルールを壊して新しく作り替え、彼女は宇宙を構成する一部となってしまったんだねぇ。つまり宇宙を形成するルールのひとつになってしまったわけだ。
 お話はその後、まどかが変えた世界はどうなのかを見せていく。
 神如き存在、いやまどかという希望によって魔法少女は魔女にならなくなった。しかし世界中の人々の不安や絶望を消し去ったわけではない。切望や不安、呪いは魔獣と形を変え、魔法少女はそれと戦っていく。
 その中で、宇宙が変わる直前にまどかから与えられたリボンによって、記憶を持ち越しているほむらだけは、彼女の存在と声を認識することが出来る。それは神如き存在となったまどかが最高の友達に与えたギフトなのかもしれない。
 まどかによってルールは変わり魔女は生まれなくなった。しかし世界は変わらない。まどかはルールを変えただけなのだから。これまでと同じように人は妬み、恨み、絶望し呪う。そんな世界でもほむらは彼女が守ろうとした世界のため魔獣と戦い続ける。まどかという希望が存在する限り。

 と、お話の流れとしてはそんな感じで、まどかによって魔法少女が絶望の権化になることは無くなり、「希望はなくならない!絶対、絶対に!」的なプリキュアみたいなお話のようであった。……のだけど、本当にそうなんですかね?この物語は。スタッフクレジット後のCパートを見ると、ちょっとそんな感じがしないんですよね。
 たくさんの魔獣を前に翼を展開するほむら。するとまどかの声が聞こえる。「がんばって」ほむらは小さく頷き魔獣たちに突っ込んで行く。という内容なんだけど、ほむらの展開する翼は黒く禍々しくて、まるで前回までの魔女の世界が形になったようだ。
 そんな翼を広げるとまどかの声が聞こえる。希望の声だ。ほむらは希望を胸に戦いへと身をを投じる。おそらくその身が朽ちるまで、永遠に。
 私みたいなネガティブ野郎は、まどかは希望と言う名の呪いになってしまったんじゃないかと思ってしまう。なくならない希望のため魔法少女は永遠の闘争へと明け暮れることとなるからだ。最終的に絶望し魔女となるのか希望を失わずに死ぬかの違いだろう。
 まぁどちらかと言えば後者の方が良いのだけど、それまでお話として「良かった良かった」で終わった感じではあったのだけど、このCパートで本当に「良かった」なのかなぁという気になってしまう。
 希望がある限り戦い続けるのは、呪いにかかって戦わざるを得ないのと大差ないのでは?と言いたいのかしら。「良かった良かった」で終わりたければ、Cパートは無くてもいいわけだし。
 しかし、物語としては安易に「良かった良かった」だけで終わらないのはおもしろく、良かったようなそうでもないような、なんかモニョモニョっとする感じではあるものの、この結構やりきれない物語の終わりとして、印象に残る終わり方だったんじゃないでしょうか。

 ともあれ、タイトルから魔法を使えるようになった少女が、魔法ひとつで悩みを解決し人々を助ける明るいハートウォーミングなストーリーと思わせておいて、まったく真逆の暗くディープな内容は、「変身ヒロインもの」に一石を投じる画期的な物語だったように思います。
 大好きで見ているプリキュアも、このアニメを見てよくよく考えれば、彼女たちもヘタ打てば死ぬかもしれないわけで、物語的にそんなことにはならないんだけど、もしプリキュアがやられて死んじゃったらどうなるんだろう?妖精たちはなんかしてくれるんだろうか?とか、妖精たちは勝手に現れて、変身しろだの戦えだの軽く言ってるよな、死ぬかもしれないのに等々、これまでそんなことを疑問に思う事無く見ていた変身ヒロイン達を、このようにちょっと違う見方するきっかけとなりましたよ。
 そういう意味では全く新しい観点から変身ヒロインというものを捉えて、固定観念的な既存の変身ヒロインものの壁をぶち破ったように感じます。
 謎の小動物と出会った少女が、変身ヒロインとして愛と勇気と希望をもって、人々を人知れず助け悪を挫く。けどそれだけじゃないよね。小動物がいいヤツとは限らないよね。超常の力を使って対価を支払わないわけないよね。と、避けて通ってきたところに敢えて突っ込んできた。そんな印象。
 個人的に蒼樹うめのキャラデザが気に入らないんだけど(何故か蒼樹うめが一発で変換しやがる)、物語は人を問わず興味深く見れる作品なんじゃないでしょうか。
 見てなかったという方は見てそんないものだと思うので是非一度ご覧あれ。