(TxT)<戯れ言ですよ

とみーのにっき&おえかきちょう

11/05/04

2011年05月04日 | 日記?
■今日の一枚 ひかりん作成中
 思ったように進まないなー。
 まぁ遊んじゃうからなんだけど。

■拍手送って下さった方
 ありがとうございました。


 あっという間に休みも後1日か……光陰矢の如しとはよく言ったものだ。
 それはともかく、友人のお子さんに絵を描いてーとせがまれ、何年かぶりに紙に絵を描いたんですけど……思っていた以上に描けませんでした。
 もう見えなくなる前提で線をぐりぐり描いちゃう癖(?)がついちゃってるのでヘロヘロですよ。
 パソコンで全部やるようになってからある意味絵は下手になったような気がするなぁ。時間もかかるようになってしまったし。
 もっとすぱっと描けるようになればいーんですけど、右手は思うように出力してくれず、じっと手を見る……。

魔法少女まどか☆マギカ 第11話 「最後に残った道しるべ」

2011年05月04日 | 視聴済アニメごった煮
もうあとはまどかがどうするかというだけだな。

 そんな今回のお話は…
 雨の中、しめやかに行われたさやかの葬儀。
 うつろな目をして家に戻ったまどかは、玄関で出迎えた詢子への挨拶もそこらに自分の部屋に入ってしまう。
 一人悲しみに暮れるまどかの元に現れたのはキュゥべえ。さやか達の死について冷たい口調で語るその姿に、さすがのまどかも怒りを感じる。
 そんなまどかの態度が理解できないキュゥべえは、自分たちと人類がこれまで共に歩んできた歴史を語るのだった。
 以上公式のあらすじ。

 お話としては、魔法処女における人類とインキュベーターの歴史とまどかの魔法少女としての潜在能力の高さの秘密、そしてほむらとまどか、それぞれの決意。といった感じで、全てを説明し終え、冒頭書いたように次回の最終回はまどかがどうするかを見届けるだけだ。
 有史以前より人類に干渉してきたインキュベーター。彼らがいなかったら今の人類の文明はなく、彼らの存在をなくすという選択肢は消され、ほむらとしても自分が時間を遡る事でまどかに因果が集中し、結果、まどかが最強の魔女になってしまうこととなってしまうため後戻りできなくなってしまう。そういった中でワルプルギスの夜を迎え、ほむらは不退転の覚悟で魔女に挑む。
 そして一人戦うほむらを避難先で想うまどかはついにある決意をする。その決意とは……といった話の流れ。
 八方ふさがりの状況で、最後はどうやって締めるのかが気になるのもさることながら、今回はそういう閉塞感の中でまどかが決意に至るまでと、魔法少女とは関係のないまどかを取り巻く人々を描き、ただインキュベーターやワルプルギスの夜をどうするのかに終始しない作りが見事だ。
 一見インキュベーターやらワルプルギスの夜は魔法少女以外は一切関係無いように思えるが、実際の所はそういう人達あってこその世界のルールとなっているので、無視して語る事は出来ない。
 途中で差し込まれるまどかの担任と母親の会話は、当然の如く我々が気にする所とはかけ離れていて、話の流れとしては浮いているんだけど、世界の全てがインキュベーターや魔女で動いているわけではないので、ここは重要なポイントなのである。それを踏まえて避難所でのまどかと母の会話を見ると、世界の全てをひっくるめてのまどかの決意が見えてくる。
 避難所柄でようとするまどかを止める母に、まどかは、嘘はつかない、悪い事はしない素直でいい娘に育ったと言ってくれたあなたは、今でも私を正しいと思ってくれるかと問う。
 これを聞いて母は一瞬それでも止めようとするが行かせてしまう。引き止めてしまえば娘をそう思っていた事がウソになる。担任との会話で言っていたように本音は見抜けなくても嘘はついていないと思っている自分を否定する事になってしまう。もう止められないのだ。
 「絶対ヘタ打ったりしないな?誰かのウソに躍らされているんじゃないな?」母は最終確認し娘を送り出す。最愛の母の後押しを受け、まどかは自信を持って決戦に臨む事となる。
 全てを知り、元の世界を壊さず、大切な人達を救う。まどかだから出来るまどかにしか出来ない事を成しにいく。そんな彼女に悲壮感は欠片もない。
 彼女は一体どうしようというのか、という所で引っぱった。次回最終回は彼女がどうしてどうなりどうなったかを描く。

 さて、そんな今回はちょっと気になるところがあった。
 魔女と対決するほむらでの事なのだが、魔女の飛ばしたビルを時間呈しで避けようとするも力が働かず喰らってしまうというシーン。なんで力が働かなかったんでしょうかね?
 ここから考えるに、ほむらが時間を遡ってまどかの死を避けるというのは出来ないんじゃないのかなぁ。あるいはもっと早くほむらが力を身につけていれば変えられるのかもしれないが、この時点で交錯したまどかの因果では、ほむらの力ではもはや変えられない未来となってしまったんじゃなかろうかね。
 んじゃ、ほむらのしてきたことは無駄だったのかと言うと、それは最終回のお楽しみだったりするわけです(笑)。
 ちなみにこの後のシーンが個人的に気に入っていて、魔女に勝てなくて時間を巻き戻そうとする彼女が、またまどかの因果を増やすことを思い出して、自分のしてきたことが無駄だったと絶望しかけるのだが、勝てない自分、力を使ってもまどかの因果を増やしてしまう結果になってしまう事、なによりまどかを守る事が出来ない自分にどうしようもない悔しさを滲ませるのが良いのだ。
 前回ほむらが唯一無二の友人まどかを救いたいと、何度も何度もやり直してきて、今回初めてまどかに吐露した自分の気持ち、何度も繰り返すうちにずれていく気持ち、伝わらない言葉、それでもきっと救えるはずだと信じてやってきたが、最後の切り札である時間遡行もまどかを思えば使えなくなり、ついに心が折れて自分の無力さに嘆き、抗えない運命を呪う彼女を見て、感情移入しない人がいるのなら、その人には人という言葉を贈りたい。
 まぁとにかく、ほむらのしてきたことを見てきて、彼女の悔しさが分かろうというもので、見ていてほむらのように「悔しい!」と思ってしまうのだから、まぁ見事な出来と言う他ない。

 というわけで、残すは最終回のみとなりました。先知っていると書きにくいなぁ。地震さえなければなぁ……。