(TxT)<戯れ言ですよ

とみーのにっき&おえかきちょう

スマイルプリキュア! 第15話 ドタバタ!みゆきの母の日大作戦!!

2012年05月14日 | 視聴済アニメごった煮
育代ママかわいいなぁ。

 そんな今回のお話は…
 ふしぎ図書館で、絵本に夢中のみゆき。ふと見わたすと、あかねもやよいも、なおもれいかも、なにかを手づくりしてる…。
 みんな、どうしたの??「だって、きょうは“母の日”でしょ?」アッ!!どうしよう!すっかり忘れてた~!!
 みんな、お母さんへのプレゼントを作っていたんだ。なにも用意してないみゆきは、お母さんのお手伝いをすることにしたわ。
 だけど、お洗濯しても、お布団を干しても、失敗しちゃう…。どうしてもお母さんにウルトラハッピーになってもらいたいみゆき。
 しゅんとするみゆきだったけど、キャンディがつけていたネックレスを見て閃いた!
 わたしもビーズメーカーでネックレスを作ってプレゼントする!
 ビーズメーカーをクルクル回して、紙粘土で作ったカーネーションの飾りを付けて・・・できた!
 …でも、あまり上手に出来なくて、みゆきはまたしょんぼり…。みゆきはお母さんを喜ばせることができるの…?
 以上公式のあらすじ。

 お話は上記引用したあらすじ通り、母の日のことを忘れていたみゆきが……という話で、まぁなんかしようとするも上手くいかないのはお約束。そこで大事なのは気持ちだとするのも予想通りの展開なので、特にお話としては某ない。
 だが、ドジッ娘みゆきの失敗の数々は楽しく見せているし、そんな失敗ばかりの自分に落ち込んでしまうみゆきの心情も上手く描いていて、展開的なおもしろさは無いものの普通に見れる内容にはなっている。
 展開的に常道な今回のお話をそれなりに見せているのは、悪役の使いどころであろうか。使いどころというよりかは、悪役であるウルフルンがしっかりと役割として「悪い」のが良いのだ。(変な日本語だ/笑)
 みゆきがお母さんへの感謝を込めて、下手なりに一生懸命作ったネックレスを、まぁこんなこと言われたら傷つくというような見事ななじり方をしてくれる。しかもみゆき自身がこんなヘタっぴなのをもらってもお母さんは嬉しくないのではとしょんぼりしている最中でである。熱心にこのアニメを見ている者としてはウルフルンにムッとせざるを得ないのが人情というものだし、シュンとしてしまうみゆきをとても可哀想に思うのに無理はないだろう。
 そこへ他のプリキュアの皆さんが、そんなウルフルンに激昂し立ち向かっていくのだから、そうなるとは分かってはいるものの、この熱さが気持ちいい。ここの気持ち良さは、悪役がどれだけ悪いコトする(もしくは言う)かで振れ幅が違ってくる。悪ければ悪いほどその後の盛り上がりはグンと上がるわけで、盛り上げどころを作る為の悪役の使い方が光る。
 それに乗っかる形でプリキュアたちの攻勢が始まり、みゆきの気持ちをないがしろにする悪役を正論でひっくり返して打ちのめすのだから、気持ちがよくないわけがない。
 その部分の戦闘としても、これまで固有の特殊効果を発揮したのはサニーだけであったが、今回はハッピーを除く全員が、蹴りに炎を纏わせたり、触れた物を凍結させたり、電撃を走らせたり、突風を起こしたりで伝説の戦士プリキュアとしてレベルアップした感があったのも良かった。
 悪く言えばループ物のこの物語は、基本的に同じことをやっているだけなので、一本一本でなにかしらの盛り上がりどころ作っていかないとどうしても飽きてしまう。そういった観点から見ても、母の日イベントという先の展開が分かりきったお話で、見事な盛り上がり所を作ったことを素直に褒めたい。

 個人的なところとしましては、まずはみゆきの母「星空育代」か。娘のみゆきと違って随分としっかりとした感じの優しいママンであった。
 どうやらみゆきは外身はママン似だが、あのおっちょこちょいはパパン似なんだろうなぁ。まぁそれはともかく、あまり外見以外で似たところのなかった母娘であったのはちょっと寂しいところで、どうせなら「この母にしてこの娘あり」というようなところを見たかったところで、主役であるみゆきが現在こうなのは、なるほどこのママンあってのことだったかと納得したかったのである。まぁでも失敗続きのみゆきへの対応を見るに、みゆきの天真爛漫さはママンが特に何も言わず笑顔で見守っているからかもしれませんねぇ。
 他はと言うと、みゆきの特技を他の皆さんが思いつかなかったシーン。笑いどころではあるのだが、個人的にはとても興味を惹かれた。
 というのも、自分もみゆきの特技が思いつかなかったからだ。そこで改めて、みゆきの特技とはなにか考えてみたんだけど、これがまた無いんだよな、ホントに(笑)。
 そこがまたおもしろく、他の皆さんはそれぞれ一芸をもっているのだが、みゆきは特徴として「メルヘン好き」というのはあるものの、何かしらの「一芸」はないのだ。つまり彼女の能力としては実に凡庸とした人間なのである。それがポイントなのではないのだろうか。
 スポーツが得意というわけでもなく、勉学に秀でているわけでもなし、絵が上手く描けるわけでもなければ特別練習している楽器があるわけでもない。ただ絵本が好きで、その世界が「いいなぁポワワ」と憧れているだけの女の子。そんなフツーの女の子が何の因果か伝説の戦士プリキュアとしてがんばっているわけである。
 過去のシリーズを見ても、主役には大概なにかしら打ち込んでいるモノであったり、特技なりがあったわけですが、みゆきと同じく一芸がないのがプリキュア5ののぞみが唯一。だが、のぞみには何も無かったわけではなく「大いなる愛」を備えていた。みゆきも以前にこの感想で「応援力」と評しましたが、プリキュアになる要因として、個人の能力ではなく内なる心の方が大きいことを表していて、なかなか見事なキャラ設定であると感心したのでありました。
 その辺のことをメインターゲットと一緒に見ているであろう親御さんがそっと諭していただければ、お兄さんは日本の未来に希望が持てます。

今週のまたみてねとぴかりんじゃんけん
 今回のまたみてねは「キュアマーチ」でした。
 お待ちかねのぴかりんじゃんけんはピースが「パー」だったのでアイコでした。戦績は11戦5勝5分1敗。
 むぅ。平均をとってきたか。勝てると思ったんだけどなー。それはさておき次回である。
 ここ六回の出目はパー・グー・パー・チョキ・グー・パーだ。この並びからすると、チョキを真ん中とすれば次がグーなら並びがキレイなので、なんとなくそうしたくなるのが人情って物だろう。
 だが、6週でピースなのにチョキが出たのが一回ってのも寂しい限りではないか。そろそろチョキがきても良い頃合いなのではなかろうか。
 とすればだ、負けのない「グー」を出しておくのが得策であろう。個人的にはたぶん並び的に連荘はないと読む。負けがないのは良いけど、アイコだと気分が乗らないので次週は勝ってウルトラハッピー!にしたいところ。
 次週と言えば、次回はお気に入りのれいかがメインのお話で、なんで勉強しているか分からなくなってしまった彼女が、やっていることを全部やめてしまうというおもしろそうなお話なので、ちょっと期待したい。来週も楽しみだなぁ。


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