なんだこの茶番っぽさは。
そんな今回のお話は…
何度となくアローンの襲撃を阻まれたれいは、次のアローンに全ての力を使い示現エンジンの破壊を決心する。
少しでも手がかりをつかむためにあかねの家を訪れたれいは、あかねの素直さにふれ、自らの想いを打ち明ける。
一方、健次郎とひまわりはアローンが強化された瞬間に何が起きているがをつきとめすることに成功した。
そして、現れたアローンを追って行った先であかねが遭遇したのは…。
以上公式のあらすじ。
前回、こんなにのんびりしているんだから2クールなんだよね?見たいなこと言っていたら、なんぞ計らん今回からクライマックスのようです。ええ~?1クールだっていうのに特になんも見せてねぇとはどういうこった。
ともあれ今回のお話としましては、まぁあらすじ通りで、最終的にれいがアローンをパワーパップさせていたのを知った。という話なんだけど、冒頭書いたようにすごい茶番っぽい(笑)。
お話のポイントとしては、お互いの正体を知ってしまったということなんだけど、お話的にはれいが最後という気持ちもあって、あかね宅で想いを吐露した経緯もあって、あかねが自分に近づいてきたのは監視の為だったと勘違いして「嘘つき!」とか言って、本当は何も知らなかったあかねがショックを受ける、ということなんだけど……視聴者的にはれいがずっと二重生活しているのを知っているので、むしろ嘘ついているのはお前の方じゃねーかと思って全然乗り切れねえよ。
そもそも、見ている側としてはあかねがビビットチームなのも、れいがアローン側についているのも知っているし、その内正体バレすることは当然のことなので、今回お互いに正体を知ってしまったことでのれいとあかねのショックさを全く感じられないよなぁ。と言っても、物語上はあかね側のストーリーとれい側のストーリーの二本柱になっているので、それはしょうがない所。であるなら、「その内正体バレしてしまう」という分かりきったイベントを、どうショッキングに見せるかが腕の見せ所なはずなのだが……そういう所で全然なっちゃいねえよなぁ。
どうショッキングにするかのポイントとしては、まず「せっかく仲良くなったのに」っていうことがあるが、そもそもあかねたちとれいが仲良くなっている感が全然ない。印象としては、クラスの馴染もうとしないれいをあかねたちがちょっと気にしているくらいの間柄だものなぁ。
それになんであかねたちがれいを気にしているのかって所も弱い。なんであかねがそんなにれいを気にしているのか、ここまで見てきましたけど私には全然理解できないんですよ。あかねの中でれいの何に対してどう思い、どういう気持ちからぜひとも友達になりたいと思うに至ったかが分からないのだ。まぁ一応、今回5話だったかの人助けだとか、海鳥と戯れている所を目撃したのを引き合いに出していたけど、それだけじゃん!こーゆーのは、れいの人柄ってのをこれでもかとあかねたちが見つけてしまって、「れいはいい娘なんだな。あかねが友達になりたいと思うのもしかたないな」と見ていて思うことが出来てこそなのではなかろうか。
れいにしたって、アローン側との契約で、この世界の人に干渉してはならないというのがあって自ら人を避けてはいたものの、今回あかねたちがそれでも友達になりたいとしたことはとても嬉しかったというのであらば、契約と自分の気持ちの狭間で揺れるれいをもっと描くべきだろう。なんかあってもれいはすぐ「自分の世界絵を取り戻すため!(きりっ!)」とか言っちゃうので、見ていてそんなにあかねたちと友達になりたいとは思っていなさそうと感じられたので、今回「嬉しかった」とか言い出したのでちょっと面食らってしまったくらいだよ。
ともあれ、あかねたちとれいの繋がりが全然感じられないので、「せっかく仲良くなったのに」とは思わないんですよね。むしろ、そもそも仲良くねぇとか思っちゃう。仲良くならないと次の段階にいけないんですよ。
本来であるならば、ある程度の繋がりを形成した所で、「本来は敵同士」という設定からの「お互いの正体を知ってしまうかもしれない」ってのがハラハラするわけですよ。
せっかく純真無垢な少女たちが紡いだ関係が瓦解してしまうかもしれない危うさがあるからこそ、分かりきっている正体バレでも「どうなってしまうのかなぁ」と思わせることが出来るのではなかろうか。
ホラ、少年ジャンプ的なマンガだってさ。最終的に主役が勝つって分かっているじゃないですか。でも「どうなるのかなぁ」と思ってワクワクしながら読むじゃないですか。それなんですよ。あかねたちがせっかく紡いできた関係を見て「このまま仲良しになれればいいのになぁ」とか、「後にこの関係が壊れてしまうかと思うとつらい」とか思わせる何かしらがこれまでなんら無いもんだから、そういうことを思うことが出来ない。
彼女らの関係性が今ひとつ薄く、そこになんら思うことがないわけだから、分かりきっている正体バレはまぁ予定調和でしかないわな。そんなもんだからまた次ぎに行けないわけですよ。
最後のポイントとしては、キャラクターのショック度合いを見ていて共有できるかになる。
ここまで見てきて「どうなるのかなぁ」と思うことが出来ていれば、正体バレにやっぱりと思いつつもきっと「ああ、ついにバレてしまったー」と思うことが出来るのではなかろうか。それがあってれいの「嘘つき!」の台詞が効いてくる。これまであんなことやこんなことがあって、れいがちょっとずつ素直になってきて、それをあかねたちも快く思っていたというのに、何も知らなかったとはいえ敵同士だったなんて、なんて数奇な運命なのかしら! ……だなんて思えませんよね。なにせ「あんなことやこんなこと」もなければ、れいはずっと「元の世界を取り戻す!(きりっ!)」だし、あかねたちがなんでれいを気にしているかもよく分からん。これでどうショッキングに見ろというのだ。
まぁここまで長々と書いてきましたけど、一言で言ってしまえば感情移入できないんですよ。それはなんでかと言えば、何かしらイベントがあってのキャラクターの行動や気持ちに「なんで?」と疑問を持ってしまうからなのだろう。そこで納得できないんだから感情移入もないにもないというものだ。納得できなければ物語はただのウソのお話になってしまう。ウソのお話を誰が真剣に見るというのか。
個人的には、どうも主役のあかねがウソっぽく感じられてしまう。最初はそうでもなかったような気がするんだけど、回を重ねるごとに、人間ではなく作り物のキャラクターみたいに見えてくるのだ。
今回だってさ。いくら天真爛漫で純粋無垢で相手を友達だと思っていたとしてもだよ?お風呂で友達にケツ向けてま○こ晒すようなことを女子中学生がするわけないじゃないですか。あかねは「ないな」と思うことをし過ぎて、こいつがいるだけで全てがウソっぽく感じられてしまう。だからあかねが出てこない話の方がおもしろかったりするんだよ。
そんな作り物のウソっぽい主役と特に仲良くなったわけでもない常に自分の使命に邁進し正体隠していたヤツで、裏切られた云々の話をしているんだから、そら茶番にもなりますわなー。
なんか文句ばっかり書き連ねておりますけれど、見ていてホントに「なんだこれ?」と思ったんだからしょうがない。
そんな今回のお話は…
何度となくアローンの襲撃を阻まれたれいは、次のアローンに全ての力を使い示現エンジンの破壊を決心する。
少しでも手がかりをつかむためにあかねの家を訪れたれいは、あかねの素直さにふれ、自らの想いを打ち明ける。
一方、健次郎とひまわりはアローンが強化された瞬間に何が起きているがをつきとめすることに成功した。
そして、現れたアローンを追って行った先であかねが遭遇したのは…。
以上公式のあらすじ。
前回、こんなにのんびりしているんだから2クールなんだよね?見たいなこと言っていたら、なんぞ計らん今回からクライマックスのようです。ええ~?1クールだっていうのに特になんも見せてねぇとはどういうこった。
ともあれ今回のお話としましては、まぁあらすじ通りで、最終的にれいがアローンをパワーパップさせていたのを知った。という話なんだけど、冒頭書いたようにすごい茶番っぽい(笑)。
お話のポイントとしては、お互いの正体を知ってしまったということなんだけど、お話的にはれいが最後という気持ちもあって、あかね宅で想いを吐露した経緯もあって、あかねが自分に近づいてきたのは監視の為だったと勘違いして「嘘つき!」とか言って、本当は何も知らなかったあかねがショックを受ける、ということなんだけど……視聴者的にはれいがずっと二重生活しているのを知っているので、むしろ嘘ついているのはお前の方じゃねーかと思って全然乗り切れねえよ。
そもそも、見ている側としてはあかねがビビットチームなのも、れいがアローン側についているのも知っているし、その内正体バレすることは当然のことなので、今回お互いに正体を知ってしまったことでのれいとあかねのショックさを全く感じられないよなぁ。と言っても、物語上はあかね側のストーリーとれい側のストーリーの二本柱になっているので、それはしょうがない所。であるなら、「その内正体バレしてしまう」という分かりきったイベントを、どうショッキングに見せるかが腕の見せ所なはずなのだが……そういう所で全然なっちゃいねえよなぁ。
どうショッキングにするかのポイントとしては、まず「せっかく仲良くなったのに」っていうことがあるが、そもそもあかねたちとれいが仲良くなっている感が全然ない。印象としては、クラスの馴染もうとしないれいをあかねたちがちょっと気にしているくらいの間柄だものなぁ。
それになんであかねたちがれいを気にしているのかって所も弱い。なんであかねがそんなにれいを気にしているのか、ここまで見てきましたけど私には全然理解できないんですよ。あかねの中でれいの何に対してどう思い、どういう気持ちからぜひとも友達になりたいと思うに至ったかが分からないのだ。まぁ一応、今回5話だったかの人助けだとか、海鳥と戯れている所を目撃したのを引き合いに出していたけど、それだけじゃん!こーゆーのは、れいの人柄ってのをこれでもかとあかねたちが見つけてしまって、「れいはいい娘なんだな。あかねが友達になりたいと思うのもしかたないな」と見ていて思うことが出来てこそなのではなかろうか。
れいにしたって、アローン側との契約で、この世界の人に干渉してはならないというのがあって自ら人を避けてはいたものの、今回あかねたちがそれでも友達になりたいとしたことはとても嬉しかったというのであらば、契約と自分の気持ちの狭間で揺れるれいをもっと描くべきだろう。なんかあってもれいはすぐ「自分の世界絵を取り戻すため!(きりっ!)」とか言っちゃうので、見ていてそんなにあかねたちと友達になりたいとは思っていなさそうと感じられたので、今回「嬉しかった」とか言い出したのでちょっと面食らってしまったくらいだよ。
ともあれ、あかねたちとれいの繋がりが全然感じられないので、「せっかく仲良くなったのに」とは思わないんですよね。むしろ、そもそも仲良くねぇとか思っちゃう。仲良くならないと次の段階にいけないんですよ。
本来であるならば、ある程度の繋がりを形成した所で、「本来は敵同士」という設定からの「お互いの正体を知ってしまうかもしれない」ってのがハラハラするわけですよ。
せっかく純真無垢な少女たちが紡いだ関係が瓦解してしまうかもしれない危うさがあるからこそ、分かりきっている正体バレでも「どうなってしまうのかなぁ」と思わせることが出来るのではなかろうか。
ホラ、少年ジャンプ的なマンガだってさ。最終的に主役が勝つって分かっているじゃないですか。でも「どうなるのかなぁ」と思ってワクワクしながら読むじゃないですか。それなんですよ。あかねたちがせっかく紡いできた関係を見て「このまま仲良しになれればいいのになぁ」とか、「後にこの関係が壊れてしまうかと思うとつらい」とか思わせる何かしらがこれまでなんら無いもんだから、そういうことを思うことが出来ない。
彼女らの関係性が今ひとつ薄く、そこになんら思うことがないわけだから、分かりきっている正体バレはまぁ予定調和でしかないわな。そんなもんだからまた次ぎに行けないわけですよ。
最後のポイントとしては、キャラクターのショック度合いを見ていて共有できるかになる。
ここまで見てきて「どうなるのかなぁ」と思うことが出来ていれば、正体バレにやっぱりと思いつつもきっと「ああ、ついにバレてしまったー」と思うことが出来るのではなかろうか。それがあってれいの「嘘つき!」の台詞が効いてくる。これまであんなことやこんなことがあって、れいがちょっとずつ素直になってきて、それをあかねたちも快く思っていたというのに、何も知らなかったとはいえ敵同士だったなんて、なんて数奇な運命なのかしら! ……だなんて思えませんよね。なにせ「あんなことやこんなこと」もなければ、れいはずっと「元の世界を取り戻す!(きりっ!)」だし、あかねたちがなんでれいを気にしているかもよく分からん。これでどうショッキングに見ろというのだ。
まぁここまで長々と書いてきましたけど、一言で言ってしまえば感情移入できないんですよ。それはなんでかと言えば、何かしらイベントがあってのキャラクターの行動や気持ちに「なんで?」と疑問を持ってしまうからなのだろう。そこで納得できないんだから感情移入もないにもないというものだ。納得できなければ物語はただのウソのお話になってしまう。ウソのお話を誰が真剣に見るというのか。
個人的には、どうも主役のあかねがウソっぽく感じられてしまう。最初はそうでもなかったような気がするんだけど、回を重ねるごとに、人間ではなく作り物のキャラクターみたいに見えてくるのだ。
今回だってさ。いくら天真爛漫で純粋無垢で相手を友達だと思っていたとしてもだよ?お風呂で友達にケツ向けてま○こ晒すようなことを女子中学生がするわけないじゃないですか。あかねは「ないな」と思うことをし過ぎて、こいつがいるだけで全てがウソっぽく感じられてしまう。だからあかねが出てこない話の方がおもしろかったりするんだよ。
そんな作り物のウソっぽい主役と特に仲良くなったわけでもない常に自分の使命に邁進し正体隠していたヤツで、裏切られた云々の話をしているんだから、そら茶番にもなりますわなー。
なんか文句ばっかり書き連ねておりますけれど、見ていてホントに「なんだこれ?」と思ったんだからしょうがない。
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