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とみーのにっき&おえかきちょう

ドキドキ!プリキュア 第34話 ママはチョーたいへん!ふきげんアイちゃん!

2013年10月01日 | ドキドキ!プリキュア
っぽさはあったが今ひとつピンとこないなぁ。

 そんな今回のお話は…
 マジカルラブリーパッドを使って、イーラとマーモのジコチューを倒したわ!…と思ったら、突然アイちゃんが「わ~~~ん!」と泣き出しちゃったの!
 アイちゃんが泣くと、何故かイーラとマーモの体からジャネジーが溢れてきて、パワーアップするの…。これって、いったいどういうことなの!?
 お家に帰ってからも、ミルクもイヤイヤ、ガラガラのオモチャもプイッと知らん顔でアイちゃんはご機嫌ナナメ…おかげでマナたちはぐったり。
 子供のお医者さんをしている六花のママやうちのママに聞いてみたらなにかわかるかもしれない。
 ママからアドバイスをもらったマナたちは、アイちゃんがいつも安心して笑っていられるように、見守ることにしたの。
 みんなで公園へお散歩にいくと、そこへイーラとジコチューが現れた!
 素早くプリキュアに変身するマナ、六花、ありす、真琴。亜久里も変身しようとするけど、アイちゃんはまたごきげんナナメに…。
 攻撃してきたイーラとジコチューが怖くてアイちゃんが泣き出したら、またジコチューがパワーアップしていく…!
 アイちゃん、泣かないで!!プリキュア、大ピンチ!!
 以上公式のあらすじ。

 前半の家族愛の部分では成田良美っぽさが出ていて良かったが、後半のアイちゃん部分がどうもピンとこないのは、アイちゃんがなんで機嫌が悪いのか分からなかったからだろう。おそらくは、次回予告でアイちゃんに歯が生えるようなので、口の中に違和感があって~みたいなことが次回に語られるんじゃなかろうか。
 まぁ私の予想なんかは大概当たらないのでさておき、成田良美には珍しく、今回で見せたい所がどこなのかよく分からず、話が散漫な印象を受けました。
 自分としては、上記したようにAパートでの家族愛の部分が一番印象に残ったのだが、お話的にはたぶん泣かされてしまったアイちゃんをどうするかが一番のポイントなんだと思う。だけど、なんでアイちゃんの機嫌が悪いのかが劇中よく分からないので、泣き止ましてピンチを一転しても今ひとつ高揚感がないよなぁ。
 プリキュアの皆さんがしていることでアイちゃんが納得して泣き止むのだけど、どこがアイちゃんにヒットしているのかが分からないため、正解なのかそうでないのかがよくわからず、スッキリしないのだ。
 事後も不機嫌の理由が明らかになるかと思いきや、我が麗しのアンジュ王女さまで引っぱって、まぁ王女さまの方は物語的に気になるっていることだし、王女さま関連で新たな展開が怒りそうでワクワクするから良いんですけど、アイちゃん放ったらかしなんで余計にスッキリしないわな。
 サブタイでアイちゃん云々言って、お話的にもアイちゃんをどうするかで一応は回っているのに、オチに関わらないのだからモヤッとしてしまうのも仕方がないのかもしれん。まぁその辺は次回が詳しいであろうから、あんまり突っ込めなかったのだろう、ということでとりあえずは自分の中で落ち着けた。

 そう考えると今回のメイン所はやはり、Aパートの家族愛の部分だったのではなかろうかと思う。
 マナと六花さんがそれぞれの母から赤ん坊だった頃に随分と苦労したことを聞かされるのだが、その夜にマナは母から赤ちゃんについてアドバイスを受け、六花さんは自分がどれだけ愛されているかを改めて知る。
 マナの母あゆみさんとしては、我が子ながらいい子に育ったと思っているんじゃないですかねー。率先して人助けして人の役に立とうとするし、家の手伝いもイヤな顔せずにするしで割と申し分ないのではなかろうか。まぁ赤ん坊の頃の話と同様に、なんでも首突っ込んじゃって危なっかしいとは思っていそうですが(笑)。
 六花さんの方はというと、赤ん坊の頃に泣いてばっかりであった六花さんに自分は母親失格だと思い一緒に泣いてしまったという話を聞き、ママは母親失格なんかじゃないと、真面目な彼女らしく想い出話を気にして母を庇うんだから、六花ママ亮子さんは優しい真面目な娘に育ったと思ったことだろう。そんな我が子を愛おしく思い、ぎゅーっと抱きしめる亮子さんの気持ちは独身貴族の私も分からんではない話である。
 菱川家はこれまで他のプリキュアの皆さんと比べて良い家族な部分を見せているので、こういうシーンが臭くならなくて良い。熱心にこのアニメを見ている人ならば、菱川家ならこういうこともあり得ると思えるし、こういう家族であったならいいなぁと思わせてくれます。
 今回のお話で良かった点はこの部分くらいだろうか。

 というのも、今回気になる点が多々あって、しかもそれがよく分からないのだからモニョモニョするのだ。
 まず、アイちゃんの存在が家族に知られている件だ。レジーナと決別した時に一度、アイちゃんの力を使ってマナの妹と思い込んだときがあったが、今回そういうふうでもなかったので、あゆみさんと亮子さんは普通にアイちゃんを認識していることとなる。だとすると、どうアイちゃんを説明しているのかを説明しなければならないのではなかろうか。
 何せ赤子であるからして、普通に考えれば親に返して然るべき。それなのに今回は一昼夜共にしているわけだから、何かしらの弁明を親にしているはずなのだ。そういうことが語られていないので、どういう状況になっているのかが分からなくて気になってしまう。
 それとアイちゃんが泣くと敵がパワーアップするという事実。8話で泣いたときは何ともなかったような気がするが、何かしらのステータス変化があったということなのだろうか。そこが語られていないことと、なんで敵がパワーアップするかだが、それはこれからどうもその理由を引っぱって話を続けるようなので、ここで答えをワザと出してはいないのだが、理由の予想もつかないのよね。
 アイちゃんってこれまで何者なのか全く情報が無く、エースさんが出てきた時にパートナーであることが分かったのだけど、そのパートナーの亜久里もアイちゃんのことを良く知らないし、そもそもを言えば亜久里も突然出てきたヤツだから余計にエースさんに取って付けた感を醸し出しちゃってるよなぁ。
 よく分からなかったアイちゃんという存在に、これから理由をつけて行くのではないかと思うんだけど、今までなんにも無さ過ぎたので、けっこうな今更感があって乗り切れない部分もある。
 もっと言ってしまえば、小動物と同じでアイちゃんに全く興味ねぇ(笑)。私は14歳のスーパーヒロインに変身する女の子が何を想いどうするかを見たいのだ。アイちゃんメインの話よりプリキュアの皆さんメインの話の方が興味あるわけで、最終的にアイちゃんが何者なのかはっきりさせといてくれればそれでいーのである。
 個人的にはアイちゃんよりも我が麗しのアンジュ王女さまに活躍していただきたいのだがなぁ。救出したかと思ったら、どこかに隠されちゃうものなぁ。
 とまぁそんなわけで、乗り切れんかったってのが正直な話である。六花さんが反則雁木にて新バンク技を出す割には六花さんメインでないし、アイちゃん云々言う割には彼女メインと言うわけでもなく、家族愛を前面に押し出しているわけでもなしなので、前述しましたように「散漫」という印象を持ってしまいました。
 他のアニメならいざ知らず、プリキュアはもっとストレートに、これが言いたいってところを存分に見せていーんじゃないんですかねー。

今週のマナ大好き六花さん
 上記しましたけど、母亮子さんとのシーンでの六花さんは、とても彼女らしくてなんか気持ちがいい。
 亮子さんの母親失格云々は、今となってはそれも良い思い出、という話で、別に苦労話とかではなく、こんなこともあったわねー程度のことであるが、それを家族思いの六花さんが真面目に捉えて、ママは母親失格なんかじゃないなんて言ってくれるのだから、亮子さんになって考えてみてもみなくても、六花さんが可愛らしくてしょうがない。
 マナもけっこうな純真で真っ直ぐな人ではありますが、六花さんも負けず劣らす純真ですよねぇ。よごれっちまった大人の自分とは違い、六花さんの心は真っ白でキラキラ輝いていて私には眩し過ぎますよ。
 六花さんにはこのまま真っ直ぐ育っていただきたいなぁ。

今週のまたみてね
 今回のまたみてねは「キュアエースさん」でした。


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