伝えたい言葉を並べるだけのごくごく私的なところです。
誕生日には枯れない花を一本
毎年一本いろいろな色が増えるように
お花屋さんにあったあの花を
だいぶお値段はあれですが多分花束位
そうして毎年一本また一本と
あなたが贈ってくれた花に囲まれて
私はあなたに包まれてそっと
旅立ちたいと思ったのでした
贅沢なわがままかと思います
叶うなら欲しいものは枯れない花
今度二人で見に行けたらなぁ
似合わないなんて言わないでください
あなたが年老いても忘れずに
花をくれたらそれだけで嬉しいから
誕生日には一本の花をお願いします
ゆらゆらと風に吹かれて
ゆらゆらと舞い散る木の葉のように
ゆらゆら風の吹くまま気の向くまま
ゆらゆらと川の流れに沿って
ゆらゆらと漂う抗わず身を任せ
ゆらゆらゆらゆら自然の摂理に従う
やがていつか消えてなくなる
しなやかに緩やかにただただゆらゆら
雲のように水のように当たり前に
巡り巡るものだから
体も心もゆらゆらと
留まることなく姿を変えてゆく
ゆらゆら流れていつか海へ還る
ゆらゆらとたどり着けると願って
ゆらゆら飛んで舞い上がれいつか
ゆらゆら一欠片になるとして
ゆらゆらとどんなに砕けても
ゆらゆらゆらゆら舞い戻ります
目に映るものではないとしても
感じるもの全ての中に必ずいるから
思い出さなくなってしまっても
無くなるものではないでしょう
煙のように湯気のように
消えてなくなるとしても
ゆらゆらと