同志

揺るがない強い気持ちが語気を強くする

果てしない思いがまなざしを強くさせる

変わらない変えられない思い

思う相手がそれぞれに違っても

その思いを理解し共有できるから

僕らは強く変わらない絆で結ばれてる

形式じゃない繋がりが心を強くする

互いに同志と思える僕らはきっと

これから先も共に歩き続ける

全て敵に回しても心の中に同志がいる

先見の明

決まりきった事じゃないから

どっちに転ぶかなんてまだ誰もわからない

不安ばかりを口にしても始まらない

今出来る事に全力を尽くせるかどうか

少しでもより良くと願い慈しみ

その結果がどうであれ後悔はしない

後悔しない為に全力を尽くすしか

私に出来る事はないと思ってる

誰かに行く末を委ねるんじゃない

格好悪くても笑われても私らしく

そんな生き方しか出来ないから

泡沫

寝不足の昨日や明日の仕事
時計の針も携帯の音も気にしないで
気の済むまで戯れ合っていたいと…

思うのは私だけなのでしょうか

帰り道繋いだ手に帰りたくないと
言葉に出来ない思いを込めて
見つめている私を見つめ返す

あなたの胸の内を知りたくなる

会えない時間をどうやって過ごして
一人の夜に思うことは何なのか
言葉にしないのはあなたも同じだから

冷静を装うけど隠しきれない思い

同じ思いなら少しは楽になれるのに

酷く落ち込むような夜

思考回路はショート寸前無理難題が押し寄せる
本当は簡単なことなのに
嫌だとか無理だとか言いたくないから
あれこれ考えたりする
難しく考えているうちはどんなに簡単でも
無理難題に思えて仕方がない

少しだけ開き直って少しだけわがままに
そう思っていてもやっぱり出来なくて

この人に迷惑ばかりかけ続けるのだろうか
そんなのお互い様だと言われてもやっぱり
申し訳なさが頭の中で大半を占めて
難しくばかり考えてしまうのです

出来る事なら笑えるなら救われるのに
出来る事なら嵐の後の静寂を待ちたい

泣きたいのに泣けなくて息も出来なくて
余計に迷惑ばかりかけているようじゃ駄目だね
最初から難しく考えたりしないで
泣いてしまえばよかったのかもしれない

酷く落ち込むような夜だったけど
時間を忘れてしまうような夜でもあった

この人がいてくれてよかったと
痛いほど思い知らされる夜だった

きっかけ待ち

どこから話せばいいのかな
ちゃんと言えるか心配だけど
上手く話せなくても許してね

ずっと話せずにいた事がある
本当は一番に話さなきゃいけないと
思いながら…言い出せなくて
タイミングとかきっかけとか
いつも唐突な会話の流れの私でも
勢いとかで話す事ではないような
そんな感じの今の雰囲気

もう少し…あなたがフラットなら
すんなり話せた気もするんだけど
心身共に疲れているのをわかってるから
言い出せずに今日もふざけ顔の私

もう少し夜風が涼しくなったなら
のんびり散歩しながら話すから
途切れ途切れになったとしても
ちゃんとあなたに伝えます

だからお願いもう少しだけ待っててね
もう少しだけタイミング…見計らっても
許してくれるよね…
言いたくないなら聞かない主義のあなただから
言える時まで待ってくれるよね…

これから…

大胆で優しい
繊細で無防備
気分乗るまでと乗ってからはまるで別人

人前では涙を見せない弱音を吐かない
協調性があるけど頑固で寂しがり
誤解されやすい器用貧乏なあなた

少しでも他の誰よりも理解したい
誰にも負けない程あなたのそばにいたい

こっそり

気付かれないように怒られないように
どうでもいいようなものをひとつだけ
あなたの部屋から持ち出して…
帰り道に「実は…」と言ってみる

全然気付かなかったと言われて
気付かないものなのかと肩透かし

どうせなら気付かないうちに
あなたの心を奪えたらいいのに

そんな風に考えてたら月が綺麗で泣けてくる

天丼

甲殻類が駄目な私でも天丼は食べたい
南瓜や薩摩芋のほくほく系が駄目な君と
取り換えっこするとちょうどいいバランス

苦手なもの得意なもの上手い下手
いろんな事が一人よりも二人だとちょうどいい
そんな時に君がいてよかったと

天丼を食べながら少しにやけてしまう

満天の星

台風一過の夜空は見た事もないような満天の星

こんな夜にあなたがいない

意地悪しないで来てくれたら良かったのに

三日も会えないとなんだかしょんぼり

こんな風に少しずつ会えない日が続いて

ちょっとずつ慣れていかなきゃいけないのかな

あんまり星座に詳しくない私に

指を指して教えてくれたあの頃には

もう戻れないからなんだか少し…満天の星が

あまりにも綺麗に映るから悲しくなるね

こんな綺麗な星空を一人で見上げると

涙が出ちゃうね

どんな時でも

人込みで、暗闇で、たとえあなたを見失っても
必ずあなたが見つけてくれると信じてる

離した手をしっかり捕まえて…強く

迷い立ち尽くしていてもきっとあなたが
探し出してくれると信じてる

夜の闇に包まれ孤独な私を救ってくれる


無理だって言われても
そんな簡単じゃないと言われても
やるしかない時もあるから
先が見えてるとしても
褒められるような事じゃないとしても
立ち止まってはいられないから

前に、先に進むしかないから…お願い

見守っていてね
転んでも泣いても必ず笑っているから
笑えなくなったらきっとあなたが
笑顔にしてくれると信じてる

私が私じゃなくなったら…
死んだように生きるなんて出来ないから
前だけを向いて空を見上げて歩きたい

どんな道でも必ずあなたがいると信じてる

そう思うだけで心が強くなれそうな気がする