メリクリ

あれから10年長かったような早かったような

辛い時にいつもあなたがいてくれた

あなたといるのが辛い時もあった

あの頃なりたかった自分になれた部分と

想像もしていなかった自分になった部分と

たくさんの変化があってたくさんあなたに

迷惑も心配もかけたけれど

昨日ふと…気付いたあなたの嬉しい変化

あなたにも他の誰にも言えないけど

それがとても幸せだと感じられる源

あれから10年この先の10年もずっと

あなたといられたらと日々願っている

いつかはあなたの痛みを分けて欲しい

分け合い補い合える私になれるように

私が成長しなくちゃと思っている

今更だけどあなたに誓わせて欲しい

これからはずっとあなただけの私だと

あなたはあなたのままでいて欲しい

満月の夜空 あなたへMerry Christmas☆

ピンポン

降り始めた雪が恨めしく思える
子供達がはしゃぐのを横目に家路につく

鳴らない携帯を何度も開いてため息
こんな夜はあなたに会えない

電話だけでも…メールだけでも
あなたに繋がる何かが欲しい

私からじゃなくあなたからアクセス
思いが届くはずないとわかってるけど

会いたくても待ってるだけの夜
届いたメールは「ピンポン」

ドアの向こうにあなたがいた

切ない冬のはじまり

君にしか弱音も泣き言も言えない

でも君は何も話してくれないんだね
いつも一人で抱えこんで
痛みも苦しみも分けてくれない
楽しいことばかりじゃないから
そんな時こそ一人にしたくないのに

ごめん…のひと言が遠くさせる

君なら総力をあげて力になってくれる
君と同じ気持ちなのに何の力にもなれない
ただ黙って話しを聞く事すら出来ない
君が一人で乗り越えるのを待つだけの

無力でちっぽけな僕

にゃぉ

ご主人様の膝の上で丸くなって
帰りが遅い時にはすり寄って甘えてみたり
かまってくれない時には爪をたててみたり
いじけて知らんぷりしてみたり
気まぐれでも愛すべき猫になって
あなたのそばにいれたらいいのに

疲れている時にはただ静かに寄り添って
落ち込んでいる時には見守ってる顔して
余計なことは言えないし伝わらない
それでもあなたが好きな猫になって
あなたの帰りを待っていたい

何も言えなくても何も出来なくても
おはようといってらっしゃいを鳴き声で
おかえりとおやすみの鳴き声が
あなたに伝わるだけでいい

存在することにそばにいることに
凄く強く憧れる