巡る想い

不意に耳にした恋のうた
不覚にも涙が止まらない
昨日会ったばかりなのに
会いたくて仕方がない

あなたを想うだけでなぜ
こんなに苦しくなのかな
あなたの中の私はいつも
笑っているでしょうか？
私を知って欲しいと思う
そんなの欲張りなのかな

自分でも不思議なくらい
制御できない想いを抱え
巡る季節も20回目になる
きっとこのまま何十回と
過ごしていくのだと思う

どうかあなたの笑顔にも
負けない程の私の笑顔を
あなたの記憶に残したい
笑われる私が丁度いいね

一日を大切に大事にして
過ぎ行く時間を宝にして
毎日を積み重ねて生きて
その時が来るまで愚かな
戯れだとしても諦めずに
あなたを想い続けている

ちゃんと伝わるから

優しい微笑みはにかむ笑顔
焦らす苛める冷やかし悪戯
どうしてそう天使と悪魔が
入れ代わり立ち代わり現れて
翻弄して一喜一憂させるの…

駆け引きなんてしないでね
寂しくて会いたくて恋しくて
あなたを想わない日はないほど
待ち焦がれているのを知って欲しい
寄り添って手を繋ぎ触れたいのに
舌を出して笑ってすり抜けて
またねとおどけて手を振る姿
せめて夢の中だけでも抱きしめて

素直になってしまいましょう
照れずに恥かしがらずにもっと
気持ちを伝えるのは難しいことを
わかっているけど伝えて欲しい
上手くまとめなくてかまわない
あなたのありのままを話してね

歯の浮くようなセリフだとしても

大切に

クリスマスも年末年始も関係なく
日々慌ただしく過ぎてしまう
今年も残すところあとわずかで
今度会えるのは年内か年明けか…
それでも今年はいい一年だったよ
喧嘩もしたけど楽しかった
たくさんいろんな初めてがあったし
二人で出掛けることもできたしね

来年は穏やかな時間が
少しでも多いように願う
疲れを癒せるような
そんな時間をあげられたら
そんな私になれたらと思う

ひとりの夜にひとりの時に
ここにあなたがいたらと思う
その気持ちがあるならそれだけで
繋がってるから大丈夫だよね

来年も大切な時間を過ごしたい
いつまでもだけど永遠じゃないから
大切にしたいあなたの気持ち
大切にしたい私の想い

よろしくね

報われない愛を追い求めることが
無意味だとしたらこの人生
棒に振っても悪くないと思える
ただひとつ問題があるとしたら
堪える強さがあるかどうか…

ないなぁ…

だからこそ時にはびっくりするような
楽しい嬉しい出来事を期待している
それだけで結構乗り越えちゃう
単純過ぎるかな

雪の日の思い出

電話の向こうで泣きながら彼女は
私達もうだめかもしれないと言う
そんなことはないから大丈夫…
私がちゃんと伝えるから
そして彼に電話するように伝えるから
そう言って彼女をなだめる

彼に電話して彼女の気持ち
こじれた訳や彼の話を聞いて
修復できるのなら些細なすれ違いなら
彼女とちゃんと話し合って欲しいと
二人には幸せであって欲しいと
彼も彼女も大切に思ってるなら
やり直せるはずと説得する

どんな原因だったのかも
あの時なぜ彼女が泣きなら
電話してきたのかさえも
わからないままだけれど
あの時確かに二人を応援していた
あの時すでにあなたを想う
私がいたのも偽りない事実
だけど誰も想いは知らず
あなたが彼女と幸せであって欲しい
そう思っていたのも事実

あれから幾年月が過ぎて
それぞれの道それぞれの幸せ
大人になったと言える程の
成長はないような気がする
あの頃のままの笑顔で君が
笑っているからかもしれない

あの時きっと彼女は
君の友人としての私を頼り
信頼を寄せていたのかもね
君もまた私の言葉を真剣に
友人からのアドバイスとして
聞き入れてくれたのだろう
二人の思いに背くことなく
邪念も悪意も少しもない
精一杯誠実な対応だったよ

今はもう誰に遠慮する事なく
隣りで笑う君をみつめられる
あの頃と変わったのは少し
欲張りになった私だけかな
劇的変化はなくていいから
ずっと君が笑ってくれる
君の隣りで笑っていられる
そんなありふれた日常が
続くことだけを願っている

あの時も今までもこれからも

独り言

願うのは彼女という立場でも
彼氏という肩書きでもなくて
あなたの気持ちを真っ直ぐに
私だけに向けてくれるかどうか

形にこだわる訳でもなくて
特に束縛したい訳でもなく
カテゴリーやポジションが問題ではなく
あなたが私を必要かどうか

他の誰も代わりができない
あなたにとって必要不可欠な
存在になりたいと思うのは
厚かましいにも程がある？

私にとってあなたは唯一無二
特別で大切な人だから
あなたにとって空気のような
無くてはならない人になりたい

愛：幸せを願う深く温かい心

愛がどんなものかわからない
そう言うあなたの愛はきっと
失ってきたものが多いから
臆病になっているだけなの？

愛されてると実感して欲しい
考えたりしないで感じて欲しい

男女でも親子でも家族でも…
友達でも恋人でも親友でも
絆と愛は容易に傷つき壊れ易いとしても
永遠があることを終わりがないことを
他人だからと決め付けたりしないで
あなたが思う「ずっと」って
そういうことだと思うから
自分はずっとだと思っても
相手はそうじゃないかもしれないと
臆病になったりしないで
今までもこれからもずっと
私もあなたもずっと…

それだけは紛れも無い事実
悔しいけどそれが二人の現実

降り積もる

真夜中に静かに降り積もる雪
会えない夜に想いが募る
やらなきゃないことは手につかない
このまま降り続く雪が交通機関をマヒさせるように
私の気持ちもマヒしてしまえば楽になるんだけれど

こんな雪景色の凛とした冬の空気は
わがままばかりが口をついて出そうで
自分勝手な気持ちは真っ白な雪に埋もれて
明日には融けてしまえばいいのにね

今年最初とか初めてのなにか
全部あなたと一緒になんて
贅沢な望みだとわかっているけど
今まで出来なかった事全て
言えなかった事全てを叶えようと思ってる
許されない事が言えない事が
今までは多すぎて諦めてたから
無理だと思うようなことでも
言うだけ言ってみようと思う

疲れているのも明日早いのも承知で
会えない夜だとしても
今年初めての雪の夜
会いたいと言ってみようと思う
もし会えたらわがまま言わないで
素直に嬉しい気持ちを話したい
そしてまた続く会えない日も大丈夫

あなたがそばにいなくても
あなたのそばにいるのだと
思える私になれる気がする

売られたら買う…

俺に喧嘩売るの？

そんな言葉を初めて聞いた夜

もどかしさでいっぱいになる

意地を張ってる訳じゃないのに

素直になれなくて苦しくて

泣いてしまったらこじれてしまう

そう思うとただ…黙ってうつむく

それがますます苛立たせるから

八方塞がりになってしまうね


だけどそんな言葉…言い方が

今までにない分…少しだけ

私達の関係が近付いたように思う

こじれる前に長引く前にきっと

修復も仲直りもできると思った

売っているのは喧嘩じゃなくて

有り余る気持ちと高望みの

歪んでこんがらがった愛情

あなたが買うには高くつくような

犬も食わない喧嘩かもしれない

雪見露天風呂？

天気予報は今夜雪になると…

別々の場所で見る今年初めての

雪景色はどんな色に見えるかな

あなたがいない冷え込む夜は

余計に人肌恋しくなって

あなたに会いたい気持ちが募る

凛とした冬の空気と流星群

そんな夜にあなたに会えない