笑いましょう

深く深く…
ずっと奥底にしまっておいた大切な小瓶が
あなたの…
色も音も持たない言葉を聞いて
小さな音をたてて壊れるのが見えました

もしかしたら…
ずっと求めていたのかもしれない
知りたかった答えかもしれない
何かがひとつ消えてしまったのは確かな事

絶望的じゃないけれど…
不確かだった可能性が未知数から
限りなくゼロになっただけの事なのに
厄介なのは…
心と体がちぐはぐで悲鳴をあげる

ただ…それだけ

どんなに充実した時間を過ごしても
どれだけ愛していると囁いたとしても
不毛なのだと思い知らされるだけ
笑い話にもならない程…切なくなるね

違うね…笑うしかないのかもしれない
笑って笑って…
人知れず消えてしまうのがいいね
忘れるなんて無理だとわかっているから

笑って…時が過ぎるのを待ちましょう

愛しい天の邪鬼

愛しい人どうか笑っていてねきっと
いいことばかりじゃないけどずっと
悪いことばかりも続かないから大丈夫

疲れたら笑えなくなったらそんな時は
ここにいるからいつでもおいでね
何も出来ないけど笑顔で待ってるからね

愛しい人傷みも苦しみも全部受け止めるから
傷つけてもかまわないからありのまま
心配しないでさらけ出していいんだよ

格好悪いなんて思わないで
甘えたり拗ねたり感情のままに
重い鎧を脱ぎ捨てられたら…
どんなに楽になれるのかな