ゆらゆらと風に吹かれて
ゆらゆらと舞い散る木の葉のように
ゆらゆら風の吹くまま気の向くまま
ゆらゆらと川の流れに沿って
ゆらゆらと漂う抗わず身を任せ
ゆらゆらゆらゆら自然の摂理に従う
やがていつか消えてなくなる
しなやかに緩やかにただただゆらゆら
雲のように水のように当たり前に
巡り巡るものだから
体も心もゆらゆらと
留まることなく姿を変えてゆく
ゆらゆら流れていつか海へ還る
ゆらゆらとたどり着けると願って
ゆらゆら飛んで舞い上がれいつか
ゆらゆら一欠片になるとして
ゆらゆらとどんなに砕けても
ゆらゆらゆらゆら舞い戻ります
目に映るものではないとしても
感じるもの全ての中に必ずいるから
思い出さなくなってしまっても
無くなるものではないでしょう
煙のように湯気のように
消えてなくなるとしても
ゆらゆらと