見えないものをつかもうとしても
触れられないからどうしようもない
今、目の前にいるあなたの指に
届きそうで躊躇うこの距離を言葉で表す
そんな毎日の積み重ねがここにある
うまく言い表せないくせになぜだかいつも
ひと言多いと言われてしまうから
なにも言えなくなるのが悪循環
稚拙なのか後先考えなしなのか悩んだりして
あなたを傷つけたくはないから言葉を選ぶ
つかまえていたいのに突き放してしまいそう
本当はそんな浅はかな思考はお見通しで
全て許されているのかもしれないのだけれど
あなたが遠いと感じるのは言葉なのか心か
まだ二人とも手探りかもしれないね
大切だからこそなのかもしれないね