なんじゃこりゃあ!!

自然科学全般をこよなく愛するブログです。OCNブログ人から引っ越してきています。

サイエンスゼロ28日分

2014年09月29日 | サイエンス

みなさんこんにちはtatuakiです(^-^v

うっひゃー!!!御嶽山が噴火という事で地元下呂市ではTVで「下呂市」と言っているのでなんか地元が有名になったなっていう感じです(^_^;)こちらまでは灰はふってきません。その内振ってくるかもしれませんが。

お亡くなりになられた方のご冥福をお祈りしております<(_ _)>

さて、昨日のサイエンスゼロは題して「量子コンピューター」がテーマです。

膨大な組み合わせから良い組み合わせをしらべる計算である最適化の問題は現在のコンピューターでは非常に苦手と言われています。実は量子コンピューターは一瞬にそれを解いてしまうと言うのです。

量子コンピューターは量子ビットを使います。量子ビットは0と1と二つを重ね合わせを実現できるようになります。

量子は素粒子などですね、この世界は非常に不思議です。量子の世界ではコマが回っていると時計回りに回っているのと反時計回りに回っているのが半々の確率です。

さて、どうやって量子ビットを作るのでしょうか?

実は超電導回路で作られます。回路で電子を流すと時計回りの電子の流れ、反時計回りの流れ、を磁場で作ります。重ね合わせを横の磁場で実現させます。

量子アニーリングと言う技術があります、金属の焼きなましと言う現象が存在します。金属でエネルギーが高く崩れたところがありますそれを直すのが焼きなましです。

計算するときは、重ね合わせの状態から安定する0の状態へ移動させます。自然界は不安定から安定へ、つまりエネルギーの高い所から低い所へ移動させる性質が存在しています。これを利用して計算をします。

巡回セールスマン問題もこれで早く出来ると言われています。

さて今回は超電導回路を使いますが、日本の研究が欠かせなかったというのです。万能ゲート方式という所から、量子アニーリングがいいだろうとカナダの企業が成功したのです。

さらにGoogleは量子コンピューターを製作すると発表しています。

以上が内容でした。

それにしてもこの量子コンピュータでは、今の公開鍵暗号をたやすく解けてしまう可能性があると前々から言われていますね。それが実現しないよう考えるのも必要だと思います。

それでは皆さん、最後の9月、2日間頑張りましょう。

そりでは(^-^

 

コメント
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