青空、ひとりきり

鉄路と旅と温泉と。日々の情景の中を走る地方私鉄を追い掛けています。

みんな旅立っていくんです

2012年03月03日 22時47分16秒 | 日常

(たまには流してRSE@秦野大カーブ)

小田急の現行ダイヤも残す週末は2回、そして来週は長野行きが決まっているので実質最後の週末となりました。天気予報では土曜の方が天気はマトモ、晴れ時々曇りくらいですよ~なんて言ってたのでヨッシャと思ったのだが、我が家から出て相模川を渡ったら俄かに雲がかかり始め、目指す秦野の大カーブは見事なまでのどん曇り。残された時間を考えると天気どうこうは言える状況ではないのだが、それでもテンションはダダ下がりにもなるってもんです。ホットのワンダを飲みながら定番構図で何個か構えてみても、晴れならいいけど曇りじゃねえ…って感じ。かの鉄道写真の大家である中井精也センセ曰く「曇りや雨の日に晴れの日向けのかっちりした構図で撮っても、ただ『天気悪くて残念』な写真が出来ちゃうだけなんですよね~」と言う事なのだが、さもありなんと言う感じ。なんかねえかなあって思って探したのだが、季節の風物もない枯れ草の大カーブには絡められる風物もなく、しょうがないからめったにやらない流し撮りなんかしてみた。正直流し撮りってやらないし訓練してないからヘタなんですけど、なんとかまとまったのがこの一枚。RSEのボディが飛んでてヘタクソの流し撮りにしてはちょっとSS遅すぎたかなとも思うのだけど(笑)。ちなみにRSEの履いているのがこないだ話した「アルストムリンク式の台車」ってヤツでして、車輪の軸箱を台車に繋げる棒を[ ̄○_]こんな感じの段違いに配しておるのが最大の特徴であります。小さい頃は電車って言うと小田急線しか知らなかったもんだから、お遊びでよく描いた電車の絵は必ずこの台車を履いていたものだw

春はお別れの季節ですなんて申しますが、結構それなりにかわいがっていた職場の後輩が結婚を機に郷里へ帰って地元の会社に就職する事に決まったらしい。昨日はそのお別れ会をして来たんだが、大学入学を機に新潟から出て来て8年、もうこっちの友人の方が全然多い様子で、本人言うには「辞めて戻っても、辞めずに残っても後悔はすると思います」との由。聞けば大学を出る時も地元で就職をするかどうかさんざ迷って東京での就職を選んだそうで、本人の中では長い間忸怩たる思いが残っていたそうだ。一抹の寂しさを堪え、それにしてもヨメさんを連れて戻るなんて誘拐もいいところじゃねーかwなんて突っ込んでみたものの…なんか戻れる所にいる人はまだいいよね。ともう戻れない場所まで来た人は思うのでありました。
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