青空、ひとりきり

鉄路と旅と温泉と。日々の情景の中を走る地方私鉄を追い掛けています。

謹賀新年

2019年01月02日 07時00分00秒 | 江ノ電

(勝たせやま?@湘南モノレール片瀬山駅)

サザンとユーミンが肩を並べて終わった平成最後の紅白を見届けて、2019年の事始めは初日の出を拝む事から。だいたい七里ヶ浜辺りから眺めるのが通例なんですけど、クルマで行ったらいくつか目星をつけていた駐車場がどこも満車。結局湘南深沢の湘南ボウルの駐車場に止めてモノレールで行くハメになったのですが、そんなこんなで時間をロスしたのが響き七里ヶ浜の日の出には間に合わず…地形的に片瀬山の頂上辺りからなら見えるのではないかという事で、今年の鉄道初乗車は湘モノ&初下車は片瀬山の駅。


片瀬山の住民たちと迎える2019年の初日の出@片瀬山駅前。海の方からゴンゴンと雲が流れて来ており、空のコンディションはいいとは言えない状況でしたが、駅前の高台から何とか初日の出を拝むことが出来ました。

 

初日の出だけで帰るのもなんなんで、ちょこっと腰越の電車通りで撮り初めを。年末の喧騒が去って、静かに初春を迎えていました。正月飾りが締められた平勝の魚市場前。雲間からキラリと初春の光がこぼれた頃合いを見計らって、方向幕に初春のご挨拶を掲げながら1500+1000型が行く。


日差しは差したり差さなかったり。腰越の電車通りと言えば、ひときわに目を引く星野寫眞館本店。右横書きに店の名前が掲げられた建物はパッと見は西洋の香りも漂わせるスタジオですが、横から見ると日本の長屋風木造家屋。いわゆるこの時代らしい「看板建築」で建てられたもの。平成最後の初春を昭和的に彩りながら、古豪300型が走って行きます。


路面区間の入口に当たる龍口寺前と神戸橋の交差点には、江ノ島に向かうクルマの波、波、波。交通集中によるクルマと列車の接触を避けるために、この時期誘導員が置かれます。終夜運転から通しての年跨ぎの勤務は流石に大変そう…特に年末年始に江ノ島を目指すクルマにはヤンチャないでたちのモノも多うございますからね。トラブルのなきよう、安全第一でお願いしたい所存。


2019年の年初め。ロマンスカーLSEが消えてから、最近とみに「ふらりと近場で撮影する」題材に欠いているような気がしてならない。嫁も子供も仕事もある身、そうそう遠くに出かけて撮影行を行う訳にも行かないことを考えれば、もう少し足元を見つめ直す時間を持った方が良いのかもしれないなあと。近所で熱中できる題材と言えば江ノ電なんてまさに格好の被写体なのだけど、今年は箱根登山のモハ1・2でも追い掛け倒してみようかな?

改めまして、新年あけましておめでとうございます。
本年も拙ブログともどもお引き立てのほどを、よろしくお願い申し上げます。
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