青空、ひとりきり

鉄路と旅と温泉と。日々の情景の中を走る地方私鉄を追い掛けています。

久々の、地鉄歳時記。

2023年05月28日 15時00分00秒 | 富山地方鉄道

(ツーマン運行、出発合図@本宮駅)

そう言えば、ここんところ年2~3回は行っていた富山地鉄に随分と長い事行ってないな、と思い立ち、この土曜日に一日だけですがクルマで富山まで行って来ました。最後に行ったのが去年の9月だから約8カ月ぶり。最近は遠出する場合は「酒が飲める」「なんだかんだ楽」ってことで鉄道の方を選択する事が多くなっていたのですが、たまには長距離ドライブもやらないと運転技術が衰えてしまうような気はするよね。最近の地鉄のトピックス。コロナ禍において大減便されていた特急列車が、今までのアルペン特急(ただし宇→立の片道運行のみ)だけの体制から4月のダイヤで1往復の特急たてやま号が追加されました。そして西武から導入されて以降優等運用もなく持て余し気味だった20020形が、アルペン特急とその前後に紐づいた運用を積極的にこなしているようです。

3両編成では車掌付きのツーマン運行になる地鉄電車。アルペン特急で立山へ観光客を送り込んだ後の間合い運用となる普通電車の電鉄富山行き。乗客の姿は見えない本宮の駅でも、丁寧に運転士と車掌が出発の合図を交わし合います。山峡の駅にこだまする乗務員の息遣いに、観光需要の復活を願って。

 

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