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青空、ひとりきり

鉄路と旅と温泉と。写真はおおめ、文章はこいめ、コメントはすくなめ。

マンセンデビュー。

2009年06月14日 20時42分14秒 | 日常

(画像:記念シール)

昨日に引き続き、本日も相鉄線の相模大塚駅に行ってまいりました。
相鉄の新型車両、マンセン系こと11000系がいよいよ明日デビュー。
そのデビューを記念して、本日は同駅構内で一般公開が行われました。
ってか、昨日だと思って現場まで行ってしまったのは内緒なw

この手のイベントに参加してしまうあたり、最近の自分の「病膏肓に入りっぷり」を感じていただけると幸いですw
普段は静かな相模大塚駅も、今日は黒山の人だかり。

まあ、この手のイベントにしては大したことなく15分待ちで入場。
「相鉄線好き」だと言っていたヨメを買い物とセットで連れ出していたので、
ぐずられなくて良かったですw
今回デビューのマンセン系は2編成、相模大塚駅の側線での公開です。

これが相鉄11000系。
今回のデビューは11001編成と11002編成。

 

実はこのマンセン系、車両自体はだいぶ前に完成していたんです。
ところがいざ実地に入れて訓練を開始すると、予想外の不具合が多発。
長らくかしわ台の車庫の中で行ったり来たりを繰り返していました。
問題の元凶は相鉄初のHIDヘッドライト。
この強い光が、踏切の障害検知装置を誤作動させてしまったりしたそうな。

マンセン系の運転席をサイドビューで。
運転席スペースが大きく取られているのが特徴。
これは、正面衝突の際に運転手の生存スペースを確保するためだそうです。
クラッシャブルゾーンと言うそうな。
JR東日本のE233系をベースにした車両だそうですが…
正面からはともかく、横から見るとなるほどと言う感じw

マンセン系の台車、TR255台車。
これもE233系とほとんど同じものを履いていると思われます。確信はないけど。
前回の10000系からこんな形のボルスタレス台車になりましたね。相鉄。

しかし、相鉄と言えば何と言っても特徴は台車の外付けディスクブレーキ。
夕暮れにギラギラと車輪を光らせ、甲高いモーターを唸らせて走るのが相鉄だろ!
これは新型車両の横でお昼寝をしていた9000系の台車。
この伝統も過去のものになってしまうのでしょうか。

こちらは横浜側の先頭車両。
左側が11001、正真正銘のトップナンバー。
明日からは就役記念のステッカーを付けて走ります。

車内も内覧させてもらえました。
シートの腰へのフィット感が素晴らしい(笑)。
手すりの微妙なカーブは、人間工学において設計されたのだとか。

ドア上の液晶パネルもE233仕様の2画面ビジョン。
最近の流行りですね。

製作は東急車両ですが、一部の車両はJR東日本の新津車両製作所製。
新津は最近E233系ばっかり作ってるからな~。
同じような仕様のマンセン系ならお手の物なんでしょう。
見学に行った場所なんで、親近感があります(笑)。

本日は多数のファンに囲まれての撮影会。
この手のイベントにありがちな罵声などはなくマターリとしたもんだった。
ボケーっと見ていた嫁はヲタに「ちょっとどいてください!」とか言われてしまったらしいw
記念シールもしっかり貰ったし、「案外楽しかった」とは言っていたが。

現場の色々な試行錯誤の甲斐あって、漸くデビューのマンセン系。
関係者もほっと一息、明日デビューを迎えます。

コメント (3)
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