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青空、ひとりきり

鉄路と旅と温泉と。写真はおおめ、文章はこいめ、コメントはすくなめ。

いい「画」を撮るのも楽じゃない

2017年01月24日 23時00分00秒 | 小田急電鉄

(秦野の富士山バック@秦野2号踏切先)

冬場の空気の抜けのいい時期に、一回は行っておきたい秦野の富士山バック。秦野の駅からゆっくり歩いても10分くらいとアクセスは簡単ですが、最低でも300ミリの望遠が前提&立ち位置のキャパが少なく、少なくとも2つある立ち位置の許容人数がそれぞれ最大でも1~2人と言う事で先客がいればアウトとそれなりに条件が厳しい場所でもあります。最近はここも有名になって来たみたいで、土日の朝にここを上って行く9時台のLSEはこねは特に人気の案件。この冬も一回ここまで来たものの、既に立ち位置が埋まっていて泣く泣く断念したという経緯があります。


この日は朝のLSEを見送って、行ったのが昼過ぎだったので誰もいませんでした。日が高くなると列車への日当たりが面に来なくなるのと、気温が上がって山から水蒸気が出て稜線がモヤるのと、300ミリ望遠なんで陽炎が立ちやすくなるのと、まあマイナス点を上げればやっぱり朝早く来いよって話になるんだけど(笑)。またこの立ち位置に付けたとしても、連なる架線柱の間から富士山の稜線をバランスよく出すのはかなり変な格好をしないと撮れないのがこの撮影地のモヤモヤするポイント。たまに通る歩行者から奇異の目で見られる事もしばしば。


どんな格好で撮っているの?と聞かれたら、「中腰になってお尻を突き出し、線路側の柵の間から半身を捻って300ミリを手持ちでブラさないように固定する格好」と答えるんだけど、まあよく分からない人は実際に行ってみるがよろし。ヘンタイ的な姿を披露したくない向きには三脚が、という手もありますが、ここで三脚が使えるかどうかは個人の判断に任せます。たぶん立てるとしても柵の中に突っ込まなきゃいけないんじゃないかなあ。いかにも柵を越して三脚突っ込んだのか掘れてる部分があったのだが、まあそこらへんはあまり言うとモニャモニャするので。


線路際の民家の軒先には梅の花がほころぶ中、昼前の下りLSEを後追いで。
僅かでも側面が出るので、出来れば上り列車を撮りたい撮影地である事は間違いないようです。
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代走と言う名の晴れ舞台

2017年01月21日 17時38分33秒 | 小田急電鉄

(特別幕も誇らしく@座間の弥生神社カーブ)

風は強いがすっきり晴れた土曜日。休み前に土日のLSE運用をひとわたり確認してみると、土曜日曜ともLとVが一本ずつお休みに入っているようで、LがVのスジに入って代走する様子。しかも午前中はスーパーはこねで新宿から下る運用があると言う事でちょこっと座間の弥生神社カーブまで行って来た。午後だとサイドまできれいに日が当たってより一層◎なんですが、線路が南に向いているため面には基本的にいつでも日が当たる撮影地で重宝している。午前中の下り列車を全体に光を回して撮るなら、この時期どこがいいんだろうねえ…都内の高架区間に行けば撮れるのか?和泉多摩川とか狛江あたりとか。

LSEだけに存在する「スーパーはこね」幕。先日の「ニューイヤー幕」に比べればそこまでのレア感はない。そんな訳であまり意識してLSEのスパはこを狙いに行った事はないのだが、たぶん終わりが近づいて来ればそれなりの騒ぎになるネタものではあると思われる。今日はこのポイントで撮ってる人は他に誰もいなかったけど、冬場だから秦野の富士山バックとかの方が人気あるのかな。秦野の富士山バックはすぐ雲が湧いちゃうので、ダイヤ的には朝イチからLSEが運用に入ってないとイマイチ決まらない事が多いです。
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謹賀新年

2017年01月02日 07時22分22秒 | 小田急電鉄

(A Happy NEW YEAR LSE@片瀬江ノ島駅)

「ニューイヤーエクスプレス」に充当されるロマンスカーLSE。京王線の迎光号、大師線の初詣ヘッドマークと並んで関東私鉄の正月のお楽しみでもあります。年が変わった間際から、払暁の江ノ島・大山を目指すロマンスカー軍団、このLSEだけが持っている「ニューイヤー幕」が眺められるのも来年の正月まで。正月に次の年の正月の話をするのも鬼が笑うどころか鬼がまだ来てないレベルの話ではありますが、年イチの事なので既にラス前だと考えると大和の駅でひな壇作ってた連中の気持ちも分からなくはない。


今年は年末に少しオトナになった息子を連れて初日の出。片瀬の東浜はアホみたいに混んでいるので、歩いて小動岬を越えたあたりの七里ヶ浜西端から。低い位置に沸く雲のせいで、日の出から7~8分くらい遅れてはいましたけど、そこそこいい初日の出が拝めました。

今年は「撮り」年と言う事で、写真趣味には縁起の良い干支周り…
本年もよろしくお願い申し上げます。
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秋の光の中で

2016年11月20日 23時00分00秒 | 小田急電鉄

(秋空映して…@渋沢6号踏切)

紅葉の進む四十八瀬。逆光気味のトップライトというなかなか撮影のしにくい条件ではありますが、夏と違って光線が多少柔らかいのか展望席の窓に秋空の雲が映り込んでちょうどいい仕上がりになりました。これだと展望席に並べられてる飲食物とかオバチャンの顔とかを気にすることもないですしねw


この渋沢6号踏切、小田急線の中でも随一の秘境にある踏切ですが、途中の草藪が伐採されて多少行きやすくなりました。それでも基本的には渡渉なども考えて長靴履きで行った方がいいと思われますがね。あと、R246沿いの生コン工場が改築されていたのでチェックメイト俯瞰とか結構構図に影響出てしまうんではないかと思うんだけど、どんなもんでしょうか。
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錦秋の相武台

2016年11月18日 21時53分17秒 | 小田急電鉄

(午後の上りのLSE@相模川橋梁)

定番の相模川橋梁。厚木駅のホームから狙いますが、以前と違って橋とホームの間に圏央道の高架が架かっているため晴れの日は影が差すため撮りにくくなりました。トラスの影もありますので、撮影するのは薄曇りの日が無難かなあと思ったりもします。ただ、冬の角度の低い朝日に染まる朝の上りさがみとか狙ってみたいのもある。右側でAEONの看板が主張してしまうのは、それが厚木の街っぽいと諦めましょうw


秋の木漏れ日の中、色づく街路樹を背に相武台の坂を降りるLSE。小田急随一の桜の名撮影地・座間のお立ち台のすぐ近くなのですが…残念ながら座間の擁壁上のお立ち台は現在大人の身長をはるかに超える金網のバリケードが張り巡らされております。まあ脚立で金網を越せば撮れない事もないんだけど、名撮影地を「そうしちゃう」という辺りに小田急の「撮り鉄お断り」的な無言の意思を感じてあまり撮る気にはなれません。まあシーズンの土日は柵の中に平気で三脚突っ込んだり乱入する連中も多かったから仕方ないんだろうね。来年が桜バックでLSEを撮る最後のシーズンだと思うんだけど、座間桜との取り合わせは夢に終わりそうです。
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