フェンネル氏の奇妙な生活

気付いた世界の中の小さな出来事と水彩画と時たま油絵と思いついたことを爺さんが一人語りいたします。

ロケ

2016-11-20 08:05:22 | Weblog

榎木孝明が高知城でスケッチしてたって絵画教室で話題だった。見たのがセッちゃんとサナエちゃんの最強コンビ。「横で私らぁも描いちゃったらよかったね」とスケッチなんぞしない二人がピーチクパーチク。「なんかのロケやろうか。カメラマンやらレフを構えた人がおった。意外と多かったで」「カメラの人に聞いちゃった。誰?」そしたらエノキタカアキいうて教えてくれたがよ。「あ、そう」いうてきのない返事しちゃったへんど見てみたいやいか。絵を描きよった。アンタ何時に行ったが?一緒やったらぶちゃぶちゃいうがやったにねえ。(榎木孝明はツイていた)けんどあの人の絵はねぇ、高知じゃ受けんろう。そりゃそうよ、高知は「たっすいがはイカンやき」。ガハハハッだって。今日もおばちゃん二人元気な絵画教室でした。

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右フック

2016-11-19 08:16:38 | Weblog

あれ、ヘンだな。妙にヘン。目の錯覚か。やっぱり腫れてるよな。左頬。顔がなんか歪に丸い。歯でも腫れたのかな。そういえば食が進まない。左側から涎が出てる。明日は医者かな。と思って左頬を撫でてやる。別に痛くはないらしい。歯かなとと口を開けようとすると嫌がる。そうか歯か。歯が痛いんだと頭を撫でてやる。明日は医者だな。病院。とウルーに言い聞かす。正面から見たら左の目がいく分小さい。口を開けないから歯なのかなともう一度左頬を撫でてやる。「あっ」切れてる。左頬の下に爪痕。なんだ「猫パンチ」か。ウルーは外に出かけるからどこかで猫パンチをもらったんだ。それも強烈な右フック。それで顔が腫れてたんだ。「元気でよろしい」と打って変わっての評価でほっとくことに。それでもエサが食べにくそうだからスープを中心に変えてやる。ミルクも出せというからミルクをあげる。飲み干すとまた懲りもせずに戸を開けろという。今日は家にいろというとフンと自分で戸を開けて出て行った。雨が降ってるのに。

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coup

2016-11-18 08:55:14 | Weblog

今年は暑さが遅くまで続いたから紅葉は期待できそうもないと思ってたらなんとナントシーズンが来たら近年稀なくらいに紅葉がきれいだとか。もう高知新聞の朝刊には県下各地の紅葉の見どころが数ページに渡って写真入りで紹介されていた。ローカルの新聞ってタウン誌の感覚だからこんなもんだろう。大手の新聞が自分たちの分析能力のなさを棚に上げて未だにトランプの悪口を書いてる情けなさと比べればローカルの紅葉情報の方がずっとありがたい。安倍ちゃんでさえgive me chocolateになったのに。日本の手のひらの返し方は今に始まったことじゃないんだ。トランプも紅葉も「coup」だ。「大当たり」。                   もみじ茶屋で「田舎寿司」を買って奥物部湖でラーメンを作っていただく。これが紅葉狩りのおいらのパターン。ここいらはちょっと気温が低くてラーメンがぴったり。「大当たり」物部の田舎寿司は特別ウマくてこれを食べたくて別府峡に行く。花より団子というけれど紅葉より田舎寿司かな。これも「大当たり」だ。

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鳴く鹿の

2016-11-17 07:09:20 | Weblog

紅葉も本番にいつの間にかなりました。紅葉を描こうかなと風景を探しに行脚。と言えば聞こえはいいが本当は越知の肉屋ににコロッケを買いに行っただけのこと。まだ食べたことはないけど旨いらしい。何回か買いに行ったことはあるけどね。いつも売り切れ。今度こそはと張り切って行ったけどナント定休日だった。それではと橋とトンネルを渡り対岸へ。ここらは気温が低いのか紅葉が見ごろだった。                                 このすぐ近くの丘に車を止めテーブルを出してお茶を沸かしお昼だ。コロッケはないけれどいい景色とのんびりした時間。デザートのシフォンケーキを食べ終わってあたりの景色の写真を撮っていたらイヒーンヒョロヒョローンと鹿が鳴く。        「奥山に紅葉踏み分けなく鹿の声聞くときぞ秋はかなしき」と百人一首の有名な歌を口にする。鹿の鳴き声が聞こえるなんてなんて風流な。と平安の昔にタイムスリップ 八重の椿が咲いて小川が流れ木守柿が冷たい風にゆれてこれが普通の景色。変わったのは広いアスファルトの道路が出来ただけと錯覚する。そんな一角の昼下がりを楽しみました。            

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駆けつけ警護って何?

2016-11-16 08:46:40 | Weblog

政府は自衛隊に駆けつけ警護を付与することを閣議決定。とやたら顔の大きい服のセンスの悪い三頭身の女がテレビで言ってましたっけ。「何それ?」「駆けつけ警護」って日本語なの?奉行所じゃあるまいしこの言葉って六尺棒もって取り方が大河内伝次郎を取り囲むってイメージじゃないの?完全に安全保障用語だよね。原発の時と変わらない安全神話だ。kaketuke-keigoなんてローマ字表記で国際発表してるのも胡散臭い。rush attack in battle by Japanese forcesってなぜ言わない。これだと憲法違反だからかな。rush guard for the U.S forcesならいいのかい。まぁいずれにしても警護という言葉にはbattleがつきものだということを忘れちゃならない。お国の為に誰一人殺してもらいたくないし、誰一人死んでもらいたくもない。もし自衛隊員が戦闘で死んだとしてもこの政府は「想定外」で済ますからね。まじめに任務を遂行して死んでいく隊員の遺族のことを思うと胸が痛むね。安全なら自分が行け!銃を持ってさ。

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super moon

2016-11-15 08:11:58 | Weblog

スーパームーンは雨で見えなかった。月とか流星とかは雨で見えない回数が高知は多いような気がする。その代りヘンに暖かい。NZのクライストチャーチ付近でM7.8の地震があった。前のクライストチャーチでの地震から1ヶ月後くらいじゃなかったけ東北大地震があったのは。そうなると12月の今頃は日本のどこかで大地震じゃないのかな。それとも熊本、鳥取とあったからクライストチャーチにいったのかな。いずれにしても予断は許されないね。それでも原発とTPPは問題ないとアベノリスクはいうのかな。スーパームーンが見えないように政界はもう何も見えてないんじゃないかなと思うのだけどまぁ、韓国よりましかとブツブツ。でも裁かれるだけ韓国がましかともブツブツ。世界が今までと違う方向で動き出したことには違いないか。政治でも経済でもなく自然豊かな環境保存でジャパンライジングがあればいいね。

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地球深部探査船に乗船

2016-11-14 09:13:04 | Weblog

地球深部探査船「ちきゅう」に乗船。室戸沖での探査が終了したとかで特別に一般公開されるということで乗船観覧券を前の講演で貰っていたのだ。56752トンの動く島のような船だった。高さが30階建てのビルと同じと言ってた。久しぶりの海だと思ってきたのに海なんか見えやしない。トランプの壁って感覚だ。                                  当然普通のカメラでは全体は撮れない。タラップの入り口からの1枚がこれ。一番天辺を撮ってみる。デリックという掘削櫓の天辺が一番高いところだとか。                    ここから海底にドリルを下ろして海底下7000mまで掘削できるのかな。そこで取れたコアを引き上げてこの船で分析研究し地震の解明をするのだそうだ。それだけじゃなくて海底下の生物の発見やなんかにも寄与するらしい。そんなわけで船内は機械やらコンピューターやらのオンパレード。見ても分からないから素通り。デッキに出て                    決めのポーズとまではいかなかったが気分は「霧笛が俺を呼んでるぜ」だ。一等航海士だよなやっぱり。とか、「お前はボースンだろ」と自分で突っ込んではデッキを楽しんでた。見下ろすとこんな感じ。                                               今日の乗船をきっかけに将来はこの船で働きたいという若者があらわれるだろう「いいな若者は」「いいな船は」「いいな研究者は」食堂の方から旨そうなカレーの匂いがしていた。そういえばこの船は旨いモノ食わすのかな。オレ、コックでも行けるんだけどな。老人手帳を持った船乗りなんて、「あの世が俺を呼んでるぜ」かな。

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ナポレオンソロ死す

2016-11-13 07:49:41 | Weblog

中学の時だったか高一だったか忘れたけれど夢中で見てたナポレオンソロ。イリヤクリヤキンとのコンビで何ていう敵だったかなショッカーではなくツグミだったスラッシュだ。THe Man from U.N.C.L.E.って原題だったっけ。スパイドラマの草分けかな。当時映画ではショーンコネリーの007だったから。そのナポレオンソロのロバートボーンが死んだという。83歳だって。スティーブマックィーンの友達で一緒にブリットという映画も撮っていたね。そういえばイリヤも同じくらいの歳だよ。今ではイリヤというよりダッキーで通っているけど。今でもNCISのレギュラーだ。どちらも長生きといえば長生きなんだけどNCISにゲストで出てもらいたかったな。「荒野の七人」の孤独なガンマンも忘れられない。あの頃の映画やドラマは本当に面白かった。いい俳優はどんどん減っていくね。御冥福を祈ります。

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小春日和

2016-11-12 08:21:58 | Weblog

一昨日はセーターを着て、昨日は半袖のTシャツ。。今日は小春日和。寒暖差に老体がついていけない。春野の図書館の前で開いてる菊花展で一休み。                                 菊の香りが気持ちいい。菊枕というくらいだからこの香りには鎮静効果があるんだろう。座っていると気持ちが落ち着く。この菊の世話をしている人達だろうか小さな出店をだして菊の鉢やらミカン、寿司、たこ焼き、大判焼き等を売っている。売り上げは菊の世話にあてるのだろうな。今年は暑かったから菊の成長が芳しくないとのことだった。いい天気。小春日和はいいもんだな。               

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菜月展

2016-11-11 07:17:11 | Weblog

山の奥の小さな美術館に「上村菜月展」を見に行った。古典調のタイトルに幻想的な絵がアクリルと水彩で和紙の上に描かれている。小さなキャンバスに赤い金魚が泳いでいる絵で迎えてくれる。中央にはクジラがゆったりと泳いでいる大きなキャンバス           この対比がなかなかいい。犬の絵を動物が好きなんだろうなと思いながら見る。犬と暮らしてるんだと勝手に想像する。どの絵も慈しんだ表情だもの。犬の目が犬の目ではなく犬を見てる作者の目が描かれてると思った。僕は「野守」というタイトルの犬の絵に惹かれたね。入場料は200円老人手帳提示で100円です。紅葉狩りに行ったときは美術館に寄ってくださいね。いいよこの絵。

      

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