フェンネル氏の奇妙な生活

気付いた世界の中の小さな出来事と水彩画と時たま油絵と思いついたことを爺さんが一人語りいたします。

67億分の1の気の毒

2007-09-01 19:23:24 | Weblog
世界陸上大阪の大失態!こんなの見たことないよ!昔なら、腹切もんだぜというようなミスが起こった。選手がしようならしかたがないけど、なんと誘導者が誘導を間違えて、選手を失格に導いた。陸連、しっかりしろよ!一番しんどくて、一番イライラして一番リタイアする選手が多く出る競技、「50k競歩」でそれは起こった。しかも、日本のエース山崎が、その被害者となった。8位入賞を目指して、中盤までトップグループで頑張り、メダルの期待をもたせての快歩。終盤過酷な暑さの為に意識朦朧となりながら、それでも8位をキープして頑張っていた。給水で蘇生してもすぐ意識が飛ぶ、もうフラフラな状態で、後2キロを残したところを行っていた時にその悲劇は、起こった。何を間違ったのか、誘導の3~4人が、ゲートに向かうように指示したんだ。山崎は、意識が半ばない状態で競技を続けていた。それでも選手の自覚として体は、そっちじゃないと反応したらしいが、こっちこっちと3人に言われたら無意識の体は、ゲートの方に進んだ。アナウンサーが叫ぶ、「違う、間違ってる、(誘導員は)何やってるんだ!」万事休す。67億分の1の本当に気の毒だった。こんな陸連なら、選手がかわいそうだね。

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