フェンネル氏の奇妙な生活

気付いた世界の中の小さな出来事と水彩画と時たま油絵と思いついたことを爺さんが一人語りいたします。

ポーターさんちの萩

2007-09-27 19:12:29 | Weblog
スミレフの家の入り口、ポーターさんちの曲がり角と呼んでいるんだけど、季節の花でいつもいつもにぎやかなんだ。そこにでてきた、スミレフと一緒に萩談義。他のより、花が少し大きいでしょう。京都のね、御所のところにある神社の萩と同じモノなの。へーぇ、そうなの?持っていく?もう終わりかけだけどと言って、2~3本の枝をきってっくれた。京都かぁと思いを馳せながらもらってきた。この色、何ていうのだろうか、紅?緋?日本の色だよね。季節も、花もやさしく、水はきれいで、中間色ともいえる日本の色に囲まれて静かに暮らしていければ文句はない。一日二合の飯を食い、おかずは二品。味噌汁があれば、文句はない。与えられた空間を、なるべく永く使えるように、こまめに掃き清め、まじめにコツコツ働き、花を眺め、犬を見て、猫を撫で鳥の声を聞きながらの毎日であれば文句はない。ついこの間まで、昭和と言う時代にはまだ残っていたものが、今は、まったくないんだろう!?せめて、秋には、日本を取り戻したいね。世界に、まれに見る優れた文化なんだから。
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