
輸入された冷凍貨物は、「冷蔵庫」に入ります。
冷蔵庫会社に支払う使用料金は、「倉代」(くらしき)と呼ばれ、「期」ごとに料金が加算されます。
毎月 1-15日で ひとくくり、 16日-月末で、 もうひとくくり となります。
たとえば、2月1日に冷蔵庫に入れ、15日に出しても、1期分の倉代です。
15日間貨物を入れておいても、1期分の料金です。
反対に2月15日に入れて16日に出すと、2期分の支払いとなります。
2日間しか貨物を入れていなくても、2期分、支払わなければなりません。
今日は月末、期が変わります。貨物を移動させる場合、(たとえば東京の貨物を一部大阪に移動させるなど)月末や15日、すなわち期がわりに出庫するケースが多くなります。
そして明日、すなわち、期のはじめに、別の倉庫に入れます。
写真は東京のとある冷蔵庫で順番を待つトラックの列です。
以前は二重駐車して順番待ちをするトラックも多かったのですが、期変わりというのに、あまり列はできていませんでした。
最近、販売状況が悪く、荷動きが非常に少ないとのこと。それでも期変わりには、通常の日に比較し、多数の貨物が搬出されます。
今日聞いた話しでは、荷動きは例年に比べ、三分の一~四分の一程度 と、非常に鈍いそうです。
出庫が無ければ貨物が入りません。 旧正月の影響で、中国から前倒しで貨物がなだれ込んできました。在庫が更に増加しています。
しかし、出て行く貨物、すなわち消費される貨物は相変わらず少ない様子。
いったいどうなってしまうのか。。国内市況はいつ相場が崩れてもおかしくない在庫水準。しかし、それでも海外の相場は相変わらず強い状態が続いています。
冷蔵庫会社に支払う使用料金は、「倉代」(くらしき)と呼ばれ、「期」ごとに料金が加算されます。
毎月 1-15日で ひとくくり、 16日-月末で、 もうひとくくり となります。
たとえば、2月1日に冷蔵庫に入れ、15日に出しても、1期分の倉代です。
15日間貨物を入れておいても、1期分の料金です。
反対に2月15日に入れて16日に出すと、2期分の支払いとなります。
2日間しか貨物を入れていなくても、2期分、支払わなければなりません。
今日は月末、期が変わります。貨物を移動させる場合、(たとえば東京の貨物を一部大阪に移動させるなど)月末や15日、すなわち期がわりに出庫するケースが多くなります。
そして明日、すなわち、期のはじめに、別の倉庫に入れます。
写真は東京のとある冷蔵庫で順番を待つトラックの列です。
以前は二重駐車して順番待ちをするトラックも多かったのですが、期変わりというのに、あまり列はできていませんでした。
最近、販売状況が悪く、荷動きが非常に少ないとのこと。それでも期変わりには、通常の日に比較し、多数の貨物が搬出されます。
今日聞いた話しでは、荷動きは例年に比べ、三分の一~四分の一程度 と、非常に鈍いそうです。
出庫が無ければ貨物が入りません。 旧正月の影響で、中国から前倒しで貨物がなだれ込んできました。在庫が更に増加しています。
しかし、出て行く貨物、すなわち消費される貨物は相変わらず少ない様子。
いったいどうなってしまうのか。。国内市況はいつ相場が崩れてもおかしくない在庫水準。しかし、それでも海外の相場は相変わらず強い状態が続いています。

キンクラキンクラあすもキンクラ~
残る残る在庫は残る
焼ける焼ける脂は焼ける
キンクラキンクラきょうもキンクラ
ボンクラボンクラぼくはボンクラ~
残る残る在庫は残る
積もる積もるリスクは積もる
キンクラキンクラきょうもキンクラ
ヒネヒネ大ヒネだれか助けて~
残る残る在庫は残る
入る入る新物入る
※繰り返し
今、世間を騒がせているのも、良くも悪くも規制緩和のシワ寄せなんでしょうね。
いや~ 笑えます、笑えます。。。
業界じゃない方もたくさん見ていただいているようなので、少々注釈つけさせてください。
<キンクラ>
金利・倉代 のことです。
倉に長期間放置すればするほど、金利負担、及び、倉代金がかさんでいきます。このあたりは、上司や管理部門に一番チェックされるところ。
<脂が焼ける>
脂のある商品になればなるほど、長期間在庫すると、変質します。「やける」と表現します。やけた魚は当然値引き対象です。
<ヒネ>
前年、もしくは、シーズン性のあるものについて、翌シーズンに入ると、「ヒネもの」と呼ばれます。
最近「ヒネヒネ」なんて言葉も増えてきました。。笑
犬型ロボットさんの苦しみ、伝わってきますね~
いつもありがとうございます。
確かに需給バランスが崩れているということだと思います。
昔は良く、市場価格を調整するために、「買い支える」会社がありました。
荷受(市場のことです)の重要な仕事の一つとして、買い支えがありましたが、各社とも資金繰りの悪化から、買い支えができる会社がなくなっています。
中間業者が相場コントロールをすることにより、供給の安定しない商品の価格を調整していたという感はあります。
その大事な機能がなくなったおかげで、ちょっと搬入が減ると相場が高騰→消費減→在庫過多→相場暴落のリズムがすごく早くなりました。
もっとも、何度も書いていますが、現在の状況は全く不透明・予想つきません。。