関税

2012-10-04 | ビジネス業界
ベトナムの関税、相変わらずの状態が続いています。

すなわち、真っ当に商売をしている会社は、輸入などできない状態が続いているのが実情のようです。(あ、水産物の話しです)

取引先には、日本からの生活消費材(というのでしょうか。紙おむつやらティッシュやら)を輸入して広く販売しているところもあります。
日本の相手先も超大手さんですので、こういった王道ビジネスに、「アンダーバリュー」による関税の誤魔化しなどの話しはなさそうです。

どうも水産物の原料というのは、真っ当な仕事が成り立たないようです。もちろん日本からベトナム向けに輸出をされている方もたくさんいらっしゃいますので、そういう方から見れば、そんな話しは聞いたことが無い、というかもしれません。ただ、ベトナムに入った貨物がベトナムで消費されているか、ということも含め、最後まで見届けられないような仕事が多いのが実情ではないでしょうか。

私の取引先も、不用意にサンマを何十本も送り込み、相当回収に苦しんでいたことがあります。そのベトナム側の取引先、相変わらずのようで、最近は台湾の輸出者からも、「あそこは買う量は多いけど、回収が面倒くさい」と、煙たがられるようになっているようです。
買う量が多い=販売力がある、ということですが、これは多分に、「危ない橋」を渡り続けている結果でしかないな、と、思ってしまいます。

今回来日していたベトナムの「真っ当」な取引先と、また同じ会話となりました。
もうかれこれ5年以上、この会話をしているわけで、政府の問題とはいえ、「いいかげんになにか考えろよ、できない理由ばっかり言ってないで・・」と、半分キレて申し入れたところ、「それをなんとかするのが輸出者のお前の仕事だろ。。。」と、反論されてしまいました。


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