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シアン

2008-10-26 | 国内業務
今度は国内生産ものから「シアン」だそうです。
一日2L、一生飲み続けても害は無いそうです。。。

さて、日本の検査ってどうなってるんでしょうかね??
何度も触れていますが、輸入品に課されている検査に比較すれば、全然甘いですね。この事象だって昨今の食品問題を勘案して会社から自主的に報告しただけです。今までもこんなことは日常的に起こってたはずですから。。

日経の別冊紙面に、「その食べ物、国産にこだわる?」というアンケートが出ていました。昨今の流れをみれば、国産派が増えるのは当然の結果です。

問題の根底は、国産か輸入か、というベクトルではないですね。安全・安心なものであれば、国産も輸入品もないわけです。ところがそれを保障するには、今のところ生産者任せ、或いはかろうじて表示にて情報を知るしかありません。

我々作るほうも必死です。検査にマニュアル作り、チェック項目をバンバン増やし、その上安く提供するのが仕事ですから。。。

先日の欧州出張に出展していたアジアのメーカーさんたちは、日本は相手にしていませんでした。
「品質にうるさく、その上購入量が少ない。さらには問題起きると日本の指導に従っていたにもかかわらず責任はすべて生産者。挙句の果てには市場動向次第で途中で業務打ち切り・・やってられない」・・極端ですが、こんな声を聞いたのも確かです。

中間決算

2008-10-19 | 国内業務
9月で上期が終了。10月に入り、上半期の数字が色々と集計されています。
商談のときも、「上期はどうでしたか?」なんて質問が出たりするんですが、困ってしまいます。

「業績いいですよ~」なんて言えば、儲かってると思われ、取引が不利になるんじゃないかと勘ぐったり、かといって「いや~ぼろぼろですよ」なんてこと口走れば取引してもらえなくなることもあるでしょうし。。笑

会社の決算状態なんてのは調べればわかってしまいます。問題は中身ですね。決算書から読む経営分析、なんていう趣旨の本を何冊か読んでみましたが、ピンときません。
ま、20年程度の私の社会人経験から言えることは、現場で感じる不安は遅かれ早かれ業績に影響を及ぼす、ってことでしょうか・・?

水産やってると、偶然儲かってしまうことが結構あります。いわゆる「相場に助けられた」って奴です。
優秀な会社は成績がいいときこそしっかりと要因分析をします。
業績わるけりゃ「相場」のせい、業績があがれば「実力」と勘違いしてしまうのが大部分の会社。これが近い将来大損害を生むんですが、歴史は繰り返す。。損したときは、「相場」「為替」で誤魔化してしまいます。。

怖い怖い・・・

ジクロルボス

2008-10-15 | 国内業務
天下のニチレイさんの商品から出たらしいです。
未だ詳細はわからないようですが、冷凍インゲン、冷凍野菜の輸入がまた滞りそうです。
本工場については、通関をとめるように国から指示が出ました。

我々食品輸入会社が最近恐れているのが、同じ工場の他社製品がなにか問題を起こした場合です。
一言で「〇×会社」といっても、まったく同じ敷地の同じ建物、同じ生産ラインで製造したものは限られています。
それでも生産者が一緒だと、すべて一律止まります。
大手工場のほうが管理が行き届いていると思われる反面、影響も甚大です。

今年の初め、天洋が問題を起こしたとき、テレビで色々な会社の製品が「紹介」されてました。

我々が次に何を考えるかといえば、同じ工場であっても、輸出者を変えてもらうことです。すなわち、生産者側に「複数の会社名」を登記してもらい、A社向けは〇×食品、B社向けは▲▲冷凍 等々に振り分けてもらうのです。

全く根本問題の解決にはなってませんがね。。

外装と商品

2008-10-12 | 国内業務
以前海外で買ってきたツナ缶を開けました。
中身の色が「赤茶色」になっていたので商品が悪くなっているのかと思いましたが、そうではないようです。
よくよく見ると、缶には「ナシ・ゴレン風味」と、書いてありました。
ソースで味付けがしてあったのです。
しかし、ラベルの写真は通常のツナ。色は白いままです。
今の日本だったら問題になるのかなーなどと思いながら、ナシ・ゴレン風味を美味しく頂きました。。


中国からの輸入がこのところの問題でまた大変なようです。
このブログでもときどき話題にしていました魚をくっつける粉、あれにも「乳製品」が入っていました。
中国で骨とって、粉振ってくると、輸入に相当時間がかかるようです。
以前は入庫→翌日には通関が切れていたものが、やれマラカイトグリーンだ、やれメラミンだ、と、検査が相次ぎます。
お客さんから聞きましたが、メラミンの輸入許可基準(こんなものが設定されなければならないということ自体異常ですが)が国で定められたみたいですが、メラミンを検査できる機関自体が全国に数箇所。さらに、当該国が設定したメラミンの値を検出できる機関が日本には無いそうです。。 
現場は毎日錯綜模様。。どうなるんですかね。。
中国側もそういった問題を日本側で起こしたくないでしょうから、おのずと輸出検査も厳しくなっています。

たぶんこの問題が片付いても、また何か起きるでしょう。。中国ものは。。
とはいえすべての中国製品を否定しているわけではありません。
中国産がなければ、日本の食卓が成り立たないのは事実。
やはり、中国人を根っこから教育してやるしかないのでしょうかね。。

トルエン

2008-10-07 | 国内業務
なにが出てくるのかわかりませんね、最近の中国産は。。
あんこからトルエンが出たようです。

海外商品推進派の私もさすがに最近の食品問題には??という状態です。
当三流商社でも、取り扱い商品の総点検が始まっています。新規商材も今までのようにはいきません。添加物の分析結果をメーカーから取り寄せ、その上自社で検査をするなど、時間もかかってしまいます。
お客さんからは、急げ急げ、でも安全第一、と急かされます。。

当然水だってしっかりと分析をしておかないと何が入ってることやら。
以前検査をしたのに、いつのまにか水源が変わってたりすることも。。ちなみに検査には数万円かかります。我々は水を凍らせて持ち帰り、専門の検査会社に検査してもらいます。
塩だって日本じゃ考えられないものを混ぜてたりします。またそれがその国では当たり前だったりと。。。

たとえばお客様に出した商品が腐っていた場合。。営業担当者は、事の大きさぐらいは判断がつきます。そして、生産工程や仕入ルート、運搬経路に保管状況など、原因についても有る程度察しがつくものです。

ところが、商品から横文字の化学物質が出た場合、しかも聞いたことがないようなものだったりすると、なんとなくいけないような気がするのですが、全く検討がつきません。。
わからないことほど怖いことはありません。。

食品会社の人間がこんなことを言ってたらまずいんですがね。。

比較

2008-10-05 | 国内業務
このところテレビで食品メーカーの舞台裏なんかをよく放送しています。
会議室になにやら集まって色々な商品を食べ比べ、あーでもないこーでもない、と詰めていきます。。
当三流商社でもたまーにそういう比較をやります。
街中で商品買ってきて、自分のものと比較してみたりするわけです。

お客さんから商品が持ち込まれることもあります。
「これと同じの、安く作って~」
が、一番多いケースです。
そういうときは、まず間違いなく他社さんのスペックなんかも教えてもらえます。
逆にいえば、当社の情報もバンバン流れてると思ったほうがよさそうです。。

相変わらず食品関係の報道が後を絶ちません。
メラミン問題は、中国だけに収まらず、当社にも色々と影響が出てきました。。
中国=危険、のイメージはますます強くなっていますが、当の中国は富裕層を中心に空前の日本食(寿司)ブームだそうです。

安物求め中国輸入に偏った日本と安心、ヘルシー志向から日本食が増加している中国・・・

研修

2008-10-01 | 国内業務
今更ながら、終日「食品衛生」の講義を社内で受けました。

目に見えないもんが相手ですので、正直苦手分野です。でも、今の世の中、「わたしゃ営業ですので、詳しくは知りません。。。」では通りません。
手洗いや服装から始まり、最後はボツリヌスやらリステリアやら腸管出血性大腸菌やら。。脳みそがドロドロの状態で席に戻れば、電話の伝言メモに書類の山。。

今日は10月1日。月次、半期の決算に加え、棚卸しの提出、在庫評価の変更に考課表等々・・社内業務が山のように押し寄せてまいります。。。

VIP 来る

2008-09-30 | 国内業務
タイから取引先の社長&その親会社の社長が来日されました。
VIPの来日。スクランブル体制でおもてなしです。
こちらも負けじと当三流商社のトップを出しますが、会話はいまひとつかみ合いません。。笑

こんな機会じゃないといけないようなお店で昼からランチです。。
慣れない席に味わってる余裕などなく、飛び交う会話に耳を凝らし、へたくそな英語で通訳していきます。。

そんなことしてる間にも株価&為替は大きく動き、取引先との商売にも大きな影響が。。 

評価

2008-09-28 | 国内業務
行列のできるたこ煎餅屋へ行ってきました。
先日のベトナム出張に同行していただき、商品作りをしてきました。
その商品が先週から納品されています。
果たして使い勝手はどうなのか・・・?

しっかりと行列ができておりました。
話しを聞くより自分の目で確かめたほうが安心します。

立場上、自分で作ったものが最終的にお客様の口で食べられている瞬間を見る機会は少ないもんです。
それよりもなによりも、商品を実際に使っている社長に「いや~ 今回は本当にいいものを作ってもらったね~」なんて言ってもらえると、嬉しくなります。。
頑張った甲斐がありました。

大臣

2008-09-23 | 国内業務
また大臣が変わるんでしょうか。
その都度、各種申請書類の下に押される「大臣」印が変わります。
いったいどれだけコストがかかるんでしょうかね。。。

で、それもつかの間、またすぐに衆議院の解散総選挙に突入する勢い。。
いったいどれだけの税金を無駄にするんでしょうかね。。