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大人買い

2010-04-18 | 
知らなきゃヤバイ!食品流通が食の安全を脅かす (B&Tブックス)
米虫 節夫,平井 由美子,野口 英雄
日刊工業新聞社

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まずいパターンにハマッてます。。。
平日の仕事の遅れを土日でとりかえす・・(追い付いてませんが)パターンに陥ってしまってます。独立した最初の年は休みなどないそ・・と先輩諸氏に言われていましたが、全くそのとおりとなってしまいました。きっと同じこと、誰かに言うんだろーナーと思いつつ、天気のいい日曜日にも事務仕事にせっせと精を出しておりました。。

仕事が溜まったまま遊びに行くのもストレスが溜まります。潮浴びしたいのは山々ですが、そこは堪えて身近な場所でストレス解消・・
私の場合、本の大人買いですかね~。。 そういうときは10冊前後買いこんできます。(大人買いといってもかわいいもんですね~。。笑)

で、今回買った本のうち、一冊。
これ、業界の方には是非読んでもらいたいですね。
中立的な立場で、また、結構業界を調べたうえで書いてあります。
「ご都合主義の食品流通が不祥事の背景になっている」

こんにゃくゼリーが大問題になったのはつい最近。ですが、最近の食品による窒息死の原因は、①お餅 ②おにぎり ③パン だそうです。
「もし、こんにゃくゼリーにクレームをつけるのであれば、同じ論理で、お餅やおにぎり、も危険な食品というべきでしょう。消費者の意見は大事にしなくてはなりません。ですが、このような理不尽な意見を許して本当にいいのでしょうか」
と、客観的な立場で書いてあります。

昨今のクレームの増加については、「なにかと学校や先生に無理難題を言いつける、モンスターペアレントが多いという報道がなされていますが、最近はそれと同じことが、食品分野においても増加しているのです」 と、ズバッと言ってます。

小見出しに区切られており、読みやすい本です。


さて、20日に、本屋大賞 が発表されます。
今まで気にしたことは全くなかったのですが、1Q84もノミネートされているせいですかね。。他の作品が気になって、とりあえず2冊、読んでみました。


「ヘブン」
川上未映子さんの作品ですが。。

正直、苦手ですねー、こういう作品。。
メディアで絶賛されている・・ということで読んでみたのですが、今の私にはちょっと。
リアルないじめの描写・・執拗ないじめ+そのままのエンディング・・ 私は読み終わったときに、吐き気さえしてくるくらい、薄い本なのに、重い作品でした。


で、もう一冊は結構気に入りました。
「天地明察」
冲方丁さんの作品。

実話に基づいた江戸時代の話しなんですが、サムライものなのに、チャンバラシーンが一つもありません。星を測り緯度を測定し、暦をつくり・・と、改暦までのチャレンジを描いた時代小説です。
1Q84のようなしつこいぐらいの官能シーンもなく、ヘブンのような嫌悪感もなく、読み終わったあと、すがすがしい気持ちになれる本です・・

その他、啓発本も何冊か購入。そのうちの一冊から。。
独立直後の起業家へ向けた、特にお金・資金繰りについての本です。。
「社長のためのお金の話し」という本より。。

「・・・しつこいようですが、3年目までは帳簿は自分でつけてください・・」

はい、だから土日も机に向かってます。。

・・・そっか-本読む時間減らせば、もう少し仕事はかどるよな、きっと。。笑


「魂を売らずに成功する」

2010-04-13 | 
魂を売らずに成功する-伝説のビジネス誌編集長が選んだ 飛躍のルール52
アラン・M・ウェバー
英治出版

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得意の啓発本です。。。

時代が変わり、仕事の仕方もどんどん変わってきます。私が仕事をし出した頃、パソコンや携帯などはありませんでしたし、ファックスとともに、テレックスもまだまだ使われていました。
仕事の仕方もどんどん変わります。当時、良し とされたことが今では通用しなかったりと。。

1940年、フォードの組み立てラインでは、笑顔を浮かべていただけで、警告や解雇になったそうです。仕事は苦しいもの、遊びは楽しいもので、両立するわけがない。。と。
今は全く逆で、楽しみながらでないと、良いアイデアなどは生まれてこない、というのが一般的な考え方です。

反対に、当然永久不変な「黄金律」も存在します。

その黄金律を具体的な実例でさらっと紹介したりしています。
たとえば、
・・ 「私たちは皆、わくわくするような仕事がしたいと思っている。そのために、朝、あなたを目ざませるものはなにか? 夜、あなたを眠れなくするものはなにか? この二つに正直な答えを引き出そう・・

と、簡単に書いてあります。
つまり、嫌な仕事、人間関係などに悩んでいると、イライラして眠れないし、朝、ドキっとして目が覚めてしまう・・だけど、仕事が楽しければ、時間を忘れて夜も仕事ができ、また、目覚めもすっきりだよね・・
ということでしょう。

手軽に読めて、身近な体験に当てはめられ、それでいて堅苦しくなく、どのページからでも読める・・という漫画本のような感覚で読める本でした。
ちょっとした隙間時間に読むのにはいいかもしれません。。

間に合いました。。。

2010-04-05 | 
1Q84 BOOK 3
村上春樹
新潮社

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もうすぐ続編が発売されるという、村上春樹の話題作、「1Q84」。
村上ワールドに身体を慣れさせないといけない・・と昨年から過去の長編やら短編やらエッセイやらを読み、脳味噌を「春樹モード」に浸していざ読みだしました。。

一週間で2冊、約1000ページを読み上げましたが、私の場合、夢の中までこの本に犯されたような一週間・・平たくいえば、「ハマり」ました。。
書評をしているブログやHP、1Q84の書評本なども読んでみましたが、とにかく賛否両論。私にとっては、モデルとなる団体やらドラマが明確で、解り易かったかな・・。
この本の書評ブログへの書き込みで「そのレベルで書評をするな・・」といったものもありましたので、きっと私が語るべきものではないのでしょうけど。。。笑

言えることは、文体が比較的読みやすく(私が春樹流に慣れたのか・・?) また、ストーリーも不整合性を突っ込まずに流せれば、間違いなく話しの中の世界に吸い込まれてしまうような・・著者の強いエネルギーを感じましたね。

最近、啓発本を読むと即座に仕事が頭に浮かんできてとても疲れます。この本を読んでいるときは完全に仕事からディスコネクトでき、別の世界に入れましたね。。。。
なかなかギアが抜けない生活に没入してしまった最近、本当にありがたい本でした。

この本を読むために昨年から準備?してきただけに、読了後妙な達成感が・・
もうすぐ発売されるBOOK3、楽しみです。。

「人を動かす神」

2010-03-07 | 
スティーブ・ジョブズ 人を動かす神ーなぜ、人は彼に心を奪われるのか? (リュウ・ブックス アステ新書)
竹内一正
経済界

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成田空港で出発前に購入した本です。アップルの創業者であり、(そのあと追い出され)、ピクサー社で数々のヒットアニメを手掛け、再びアップルに戻ると、ipod などなどの革命的製品を世に送り出した、という起業家の話しです。

新書でしたが、色々と今の心情に響くセンテンスも多かったので、ご紹介。

※ 決断が常に正確とは限らないだろうが、ビジネスは決断の連続だ。それなくしては決して前に進めない。

※ 真の値打ちは「次回作」で決まる 
  (このセンテンス、素敵ですねー。)

※ なにかを成し遂げるたびに、次は何をしようかと考える。
  (過去の栄光、しかもたいしたことないことで生きていこうとするのが我々凡人)

※ 人も起業も、生成発展を続けたいと願うのであれば、安易に休むのはやめたほうがいい。満足して歩みを止めるのは、戦いの場を立ち去るときだ。そのときまでは何か成し遂げるたびに、「さあ、次は何をしようか」と、次を強く意識することだ。「今」に満足せず、「次回作が代表作」となるように全力で走り続ければ、きっと人生の本当の喜びに出会えるであろう。

※ みんな会社をすぐに始めるけれど、問題は頑張って最後までやり通さないことだ。

※ どれほど素晴らしいアイデアを持っていても、相手に伝わらなければ、また、実行に移されなければ何もないのと同じことになる。アイデアの勝ちは、伝達と実行に支えられている。

※ 企業業が成長発展を遂げるには、少し頑張れば手の届きそうな相手ではなく、はるかに高みにいるナンバーワン企業を目標とすることが必要である。

※ 人はお金で「今」動くが、満足感なら「これから」も動く
  (これも素敵なフレーズ・・・)

※ 世の中にはたくさんの企業があるが、「なくなったら困る」とか、「この企業がなくなると世界がつまらなくなる」と多くの人が感じる企業はそうはない。
  (今の自分の立場を考えてしまいますね・・・)

※ 人は、人と出会うと、化学反応のように本人の意識の底に眠っていた有機要素を一気に爆発させる。

※ 点と点が将来、何らかの形で結びつくと信じることが重要なんです。
今は何の役に立つかわからなくても、一生懸命に打ち込めば、初めに考えていた目的が達成できずとも、将来、違った形の成果をあげられることがしばしばなのだ
(今まで何度も経験してきましたね、こういうこと。。)

※ 中国や日本で「食」の安全問題や偽装問題などがあいつぎ、マスコミをにぎわせている。お客さんを騙しても今日の売上が上がれば、それでよい。一カ月後に問題がバレても、今儲かるなら構わない。そんな様子を見ると、経営には金儲け以外の使命感がなくては、長期的な成功を維持し続けることは不可能であることを、改めて気づかされる。会社の経営に使命感がなければ、目先の金儲けだけに振り回されて、消費者や取引先に迷惑をかけるだけでなく、めぐりめぐって自分の会社と自分の人生に取り返しのつかないダメージを与えることとなる。
(決して食についての本じゃないのですが・・)

※ 人生の時間は限られている。他人の人生を生きてはいけない。そして一番大事なのは、自分の心に素直に従う勇気を持つことです。

※ これでいい、と思ったら、そこで進歩は止まる。
「ハングリーであれ」とは、現状に満足してはいけない、ということだ。それこそが新しい何かを生み出すための、大いなる力である。
(昨日の社長さんと全く同じ話し・・です)


色々引用してしまいました。
何気なく、狭い本屋で選んだ本が結構琴線に触れるような内容だったりすることがあります。この本、私の中では「旬・当たり」の本でした。

ちょっと宗教じみていますが、思いをしっかりと持っていれば、必要なときに必要なものに出会えるような気がする今日この頃です。
本にしろ、仕事にしろ、人にしろ。。

「メンタルコーチング」

2010-02-25 | 
メンタル・コーチング 潜在能力を最高に発揮させるたったひとつの方法
白井 一幸
PHP研究所

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takさんのお勧めの本、本屋で見つけられず、アマゾンにて購入、読みました。
なるほど、学校の先生が読みまわす本・・というのも、納得です。

要約すれば、野球選手を育てるのに、以前のような叱咤激励スタイルではなく、頭で考えさせ、自主的に動かすためには・・という視点から、部下、選手をどのように導くか・・ということが、わかりやすく書かれています。
組織にいるときに私自身が犯した失敗などが、色々と頭に浮かんできて、今さらながら、恥ずかしい気持ちになりました。。

まさにオリンピックの真っ最中。華麗な技を見るたびに、どのように精神状況をコントロールするんだろーと感心します。

メンタル面を鍛える、というのは簡単ですが、本番でいかに本来の力を出せるようにコントロールしていくか、それをコーチ、上司がいかにサポートしていくか、ということが大事ですね。
10の力を持っている人が本番で3しか出せないのでは、5の力の人が100%力を発揮したら負けてしまいます。
テクニカルなことだけではなく、能力をいかに発揮するか、ということもまたトレーニングによって身につけておくべきスキルなのでしょう。

それを引き出してやるのが、上司であり先生であり、コーチ、ということになります。


余談ですが、人に本を勧めていただくのは大好きです。
相性が合わない本も中にはありますが、自分では絶対に選ばない本から色々とヒントをもらったり、感銘を受けたりすることもしばしば・・・
また、勧めてくれた人の気持ちというか、考え方というか、そういうものにも触れることができます。

takさん、ありがとうございました。

「ユナイテッドアローズ 心に響くサービス」

2010-02-05 | 
ユナイテッドアローズ 心に響くサービス(日経ビジネス人文庫) (日経ビジネス人文庫 ブルー ま 8-1)
丸木 伊参
日本経済新聞出版社

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取引先に薦められた本です。一気に読んでしまいました。

接客サービスについて際立っており、業界のみならず、多方面から注目されている企業です。ユナイテッドアローズで買い物をしたことはなかったので、早速お店を訪問。

ジャケットを選んでみたところ、なるほど販売員の店員さんの対応はお見事。
気に入ったものがなかった(というか、気に入ったのは、5万円近いものでしたので。。笑)のですが、最終的には「上階の○×さんに行かれたら、もっと男性ものが揃っているかもしれませんよ」と別の店を嫌味ではなく、さりげなく薦めてくれました。

結局、会社の「理念」がいかに社員に浸透しているか。。。この点に尽きると思います。
先日読んだ本に出ていた企業も、クレドで有名なリッツカールトンも、また、ジョンソン&ジョンソンも・・。

社是・理念 など、作ることは簡単ですが、それをトップから末端の社員までが、しっかりと認識し、それに基づいて行動できるか否か、ということでしょう。
社是・会社理念 を策定することのみに力を注ぐのではなく、それを個々の社員に浸透させるためにさまざまな手法を使い、惜しみなく時間を割いています。

法律の解釈論じゃありませんが、社是やら会社理念やらを、ご都合主義的に解釈するのではなく、その内容まで、一貫し、また、それを社員全員で共有すること。。なかなかできることではありません。

良い本を薦めていただきました。

「日本で一番大切にしたい会社」

2010-01-23 | 
日本でいちばん大切にしたい会社
坂本 光司
あさ出版

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初版発行が2008年4月1日ですから、すでに二年近く経過している本です。
気にはなってたのですが、続編も発売されたことから、読んでみました。

大学の先生が研究の一環として中小企業を訪問し、その中でも「長期にわたり業績をのばしている企業や、真に世のため人のためになる経営を懸命に取り組んでいる企業」にスポットをあてて、その特徴などを書いています。

著者が考える会社の指名と責任とは(=経営とは)
1. 社員とその家族を幸せにする
2. 外注先、下請け企業の社員を幸せにする
3. 顧客を幸せにする
4. 地域社会を幸せにし、活性化させる
5. 自然に生まれる株主の幸せ

という順になるそうです。
理由については、ぜひ、この本を読んでみてください。

この本では、5つの会社を取り上げていますが、この本が発売されてから相当経過しているため、メディアでもずいぶん取り上げられ、私も特集を見たことがある会社がいくつかありました。

続編が発売されたこの本、2年で30万部売り上げているそうです。
本屋の購買層、特にビジネス書については、きっと私のような「リピーター」が多いはずです。新しい情報、キーワードがあると、とりあえず本屋で参考図書を買い、眺めてみる、というスタイルです。そういう購買層にとっては、終わりない知識吸収地獄から解放されるような、きわめて心地よい内容の本です。

最近、横文字が増え、欧米型の経営スタイルが持て囃され、経営についても、「ステークホルダー=株主」 と定義づけ、所有と経営を分離し・・・と、従来型の日本式企業を根底から否定するような提案が増えています。
経営者自身日本人ですから、このような改善?をしたくても、結局表面的なものにとどまり、皆が疲弊し、また、新しいものに飛びつく、という悪循環を起こしているわけです。

この本にでている会社、皆、素晴らしい会社ですが、いわゆる日本人的な発想が根底にしっかりとある会社だな、という印象です。
・ 障害者の徹底雇用+教育
・ 利益を圧縮しても、社員のための環境を整備
・ 利用者のことを心から考えた、義肢装具の作成 (無料奉仕等)
・ シャッター商店街での繁盛フルーツ店=商品開発+品質特化 
など、 横文字が並ぶ通常の経営関係の本に比べて、誰でもわかり、いわゆる人間として、「腑に落ちる」話しが並んでいます。
各社業績が落ち込む中、やりたくてもできない、という会社がほとんどです。
そんな会社を著者は一喝しています。。

この本が売れている理由は、今の働く世代が、いかに現状の仕事に対し、不満だけではなく、「疑問」を持っていることの現れなのではないかと。
更には、本当に「気持ちがいい」ことをしている会社が、実際に実績を上げている事実を知ると、「ああ、やっぱり世の中、正しいことをしていれば報われるんだな」という気持ちになれるからではないかな、と思ってしまいました。。


「羊をめぐる冒険」

2010-01-08 | 
羊をめぐる冒険〈上〉 (講談社文庫)
村上 春樹
講談社

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先月の出張時に思いつきで手にした村上春樹の短編集。。出張中にあっという間に読み終わり、なんとなく気に入ったというか、不思議な感覚に見舞われました。
で、帰国した後早速少し長いものに手出し、正月にかけて、上下巻完読しましたが、正直、やっぱりすっきりしない感じ・・

このジャンルはいったい・・・ 

ネットで検索すると、この小説についての解釈論なんかが展開されているブログやHPがありましたので、私が理解できなくても、不思議ではないのでしょう。。
もっとも、この本、三部作の最後だったようで、そうとも知らずに読んでしまったこちらにも非があるのか・・笑

しかし、なんとも言えない言い回し、空気、間、というのでしょうか・・
奇抜なストーリーでしばし現実を忘れさせてくれるのはありがたいのですが、読み終わった後、爽快感が残るわけでもなく・・・

昨年のベストセラー 1Q84へ挑むのは、もう少し後になりそうです。。

「龍馬伝」

2009-12-27 | 
龍馬伝〈1〉
福田 靖,青木 邦子
日本放送出版協会

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毎年この時期になると、来年の大河ドラマ関連の本が書店に並びます。
来年は福山雅治演じる「龍馬伝」。
関連図書が本屋にずらっと並んでいます。

坂本竜馬の話しとなると、司馬遼太郎の「竜馬がゆく」に描かれている坂本竜馬が基準になってしまいます。
実は私も、今年初めて「竜馬がいく」を読みました。
著名な経営者の「私の一冊」なるものを読むと、よくこの本が取り上げられています。高校生~大学生くらいに読んでおくべき本、などと注釈がつけられていることもあり、時期を逸した感があったので、なんとなく敬遠していました。
全8巻ものですが、年初に読み出し、なんと今年一年で3回も読んでしまいました。

今年は、退職~独立と大きな動きがあり、竜馬がゆく、を読む時々で精神状態が著しく異なっておりました。そんなこともあり、読むたびに違ったところで色々と感銘を受けることがり、久し振りに一生付き合える本と出合ったという感じでしょうか・・
実は私には 「ちょっとした竜馬ブーム」が起こっていたこの一年でした。。笑
読み始めたときには、来年の大河が竜馬伝とは知りませんでしたので、まさにタイミングです。

で、今回取り上げた「龍馬伝」。大河ドラマの原作、ということです。
正直、本家「竜馬がゆく」を読んだ方には、非常に物足りないというか、事象・人物構成が薄っぺらいというか、拍子ぬけした感じがするのではないでしょうか。
テレビ放映を考えると、このくらいストーリーを簡単にしておかないといけないのかな。。とも感じたり。。

ただ、これもテレビで見たら、また面白い出来上がりとなるのでしょう、きっと。。まだ一巻しか発売になっていませんが、龍馬関係の本を読んだことのある方なら、数時間で読み終わってしまう内容でした。。

ドラマ放送に期待! です。。

* 司馬遼太郎は、「竜馬」で、一般的には、「龍馬」のようですね。。