 | スティーブ・ジョブズ 人を動かす神ーなぜ、人は彼に心を奪われるのか? (リュウ・ブックス アステ新書)竹内一正経済界このアイテムの詳細を見る |
成田空港で出発前に購入した本です。アップルの創業者であり、(そのあと追い出され)、ピクサー社で数々のヒットアニメを手掛け、再びアップルに戻ると、ipod などなどの革命的製品を世に送り出した、という起業家の話しです。
新書でしたが、色々と今の心情に響くセンテンスも多かったので、ご紹介。
※ 決断が常に正確とは限らないだろうが、ビジネスは決断の連続だ。それなくしては決して前に進めない。
※ 真の値打ちは「次回作」で決まる
(このセンテンス、素敵ですねー。)
※ なにかを成し遂げるたびに、次は何をしようかと考える。
(過去の栄光、しかもたいしたことないことで生きていこうとするのが我々凡人)
※ 人も起業も、生成発展を続けたいと願うのであれば、安易に休むのはやめたほうがいい。満足して歩みを止めるのは、戦いの場を立ち去るときだ。そのときまでは何か成し遂げるたびに、「さあ、次は何をしようか」と、次を強く意識することだ。「今」に満足せず、「次回作が代表作」となるように全力で走り続ければ、きっと人生の本当の喜びに出会えるであろう。
※ みんな会社をすぐに始めるけれど、問題は頑張って最後までやり通さないことだ。
※ どれほど素晴らしいアイデアを持っていても、相手に伝わらなければ、また、実行に移されなければ何もないのと同じことになる。アイデアの勝ちは、伝達と実行に支えられている。
※ 企業業が成長発展を遂げるには、少し頑張れば手の届きそうな相手ではなく、はるかに高みにいるナンバーワン企業を目標とすることが必要である。
※ 人はお金で「今」動くが、満足感なら「これから」も動く
(これも素敵なフレーズ・・・)
※ 世の中にはたくさんの企業があるが、「なくなったら困る」とか、「この企業がなくなると世界がつまらなくなる」と多くの人が感じる企業はそうはない。
(今の自分の立場を考えてしまいますね・・・)
※ 人は、人と出会うと、化学反応のように本人の意識の底に眠っていた有機要素を一気に爆発させる。
※ 点と点が将来、何らかの形で結びつくと信じることが重要なんです。
今は何の役に立つかわからなくても、一生懸命に打ち込めば、初めに考えていた目的が達成できずとも、将来、違った形の成果をあげられることがしばしばなのだ
(今まで何度も経験してきましたね、こういうこと。。)
※ 中国や日本で「食」の安全問題や偽装問題などがあいつぎ、マスコミをにぎわせている。お客さんを騙しても今日の売上が上がれば、それでよい。一カ月後に問題がバレても、今儲かるなら構わない。そんな様子を見ると、経営には金儲け以外の使命感がなくては、長期的な成功を維持し続けることは不可能であることを、改めて気づかされる。会社の経営に使命感がなければ、目先の金儲けだけに振り回されて、消費者や取引先に迷惑をかけるだけでなく、めぐりめぐって自分の会社と自分の人生に取り返しのつかないダメージを与えることとなる。
(決して食についての本じゃないのですが・・)
※ 人生の時間は限られている。他人の人生を生きてはいけない。そして一番大事なのは、自分の心に素直に従う勇気を持つことです。
※ これでいい、と思ったら、そこで進歩は止まる。
「ハングリーであれ」とは、現状に満足してはいけない、ということだ。それこそが新しい何かを生み出すための、大いなる力である。
(昨日の社長さんと全く同じ話し・・です)
色々引用してしまいました。
何気なく、狭い本屋で選んだ本が結構琴線に触れるような内容だったりすることがあります。この本、私の中では「旬・当たり」の本でした。
ちょっと宗教じみていますが、思いをしっかりと持っていれば、必要なときに必要なものに出会えるような気がする今日この頃です。
本にしろ、仕事にしろ、人にしろ。。