無農薬・自然菜園(自然農法・自然農)で、持続できる自給自足Life。~自然な暮らしの豊かさの分かち合い~

信州の大地で自然農と自然農法で育てる自給農園で、日々の営みや生命を通して感じることや想うことを発信するブログ。

自然菜園入門講座11月(冬の土づくり&比べて納得野菜「ホウレンソウとシュンギク」講座)

2018-11-09 13:46:14 | 出張菜園教室

新刊発売中!!さっそくの重刷決定!ありがとうございます。第一弾!『とことん解説!タネから始める 無農薬「自然菜園」で育てる人気野菜』(洋泉社)
今までの自然菜園でわかりにくかった点を見事に解説!最新技術を加え、決定版になっております。


第二弾!4/19新発売『プランターで寄せ植え野菜』
プランターは、失敗しやすいものですが、基本を守れば、とっても簡単です!今回は、寄せ植えで2~3種類の相性の良い野菜を混植し、1枚のメニューになるようにイラストと写真でまとまっております。プランタ―だけでなく、庭や菜園でも使える組み合わせなので、参考にしてみてください。


本日、

シトシトと雨が降っております。
ここのところ忙しくて、ブログを更新できませんでした。
これから大地の再生&自然菜園コラボ講座が急遽仙台で行われることになりましたので、そちらに出張行ってきます。






自然菜園では、野良仕事=土づくり=育土なので、
毎回耕して、たい肥や資材を投入して土づくりをするのではなく、日ごろのお手入れであるお世話である野良仕事で、どんどん土がよくなるように、野菜が自然に育つ環境になるようにお手入れするだけです。

そこで、今回も霜月に入り、夏野菜をただ片付けるのではなく、どのような点を考慮しながら片付けると、夏野菜の片づけ=春菜園準備=土づくりになるのか、黒板で解説させていただきました。

普段のフィールドワークだけでは、伝えきれないことやイメージを座学で、黒板などを使いながら解説することで、いつも見ている菜園の景色が一変し、野菜の気持ちになってお世話できるようになるお手伝いになればと思っております。






また前半は、冬の土づくりで、

後半は、
比べて納得野菜「ホウレンソウとシュンギク」講座で、

出身が同じ地中海周辺にもかかわらず、ずいぶん個性が異なる2つの野菜を比較しながら、それぞれの野菜の自然なイメージに近づく講座を行っております。

今回は、自然菜園にするととても美味しく育ちやすくなる「ホウレンソウとシュンギク」。

この二つの野菜は、意外と発芽しにくく、育つ畑と育たない畑に分かれやすく、意外と育てるのが難しい野菜であり、

二つとも、鍋やシチューといったこれからの時期身体を温めてくれる旬野菜なので、育てたい野菜だと思います。

それぞれの出身地や品種改良の結果、どのような環境が好みで、どのようにしたら、野菜の個性が発揮され、自然に育つようになるのか迫っていく講座です。

◆◇◆お知らせ◆◇◆
来月は、12/5(水)2017年の菜園の反省を来年に活かす、「エンドウとソラマメ」です。


2018年土内容充実で、
城山公民館「これならできる!自然菜園入門講座」講座が開催です。
毎月の野菜と土づくりのテーマで質問時間もたっぷりあるので是非お越しください。

今年度は、いつもの第1水曜日に
長野市城山公民館 18:30~21:25(当日、記録用動画撮影いたしております)
18:30~19:45座学
19:50~21:25質疑応答


◆次回以降の予定
【テーマ】
新年度スタート「これならできる!自然菜園入門講座~野菜編~」
10/3(水)秋の土づくり(堆肥や緑肥作物の導入法)、越冬野菜の定植・種まき。 比べて納得野菜講座「ネギとタマネギ」
11/7(水)冬の土づくり/畑の片づけ方、土壌分析、冬の米ぬか利用法、野菜の収穫・越冬保存のポイント・越冬野菜の越冬のコツ。比べて納得野菜講座「シュンギクとホウレンソウ」
12/5(水)2017年の菜園の反省を来年に活かす。比べて納得野菜講座「エンドウとソラマメ」
お楽しみに~


千曲市戸倉創造館で2018年3~2月に開校中~
『無農薬無化学肥料でもしっかりやればできる!自給稲作入門講座』
次回は、10/11(木)『堆肥づくり、田んぼの土づくり』
田んぼで生産される稲ワラ、米ぬか、モミガラ、畦草などを利用した自然堆肥づくり、ボカシづくりなど田んぼで草が生えず、稲が育つ土づくりを学びます。
田んぼの土の改良や田んぼの1年間の総合的な土づくりや堆肥づくりのゴールデンルールをご紹介します。

「草を抑え、美味しいて、稲を育てる田んぼの土づくり」です。


場所:戸倉創造館2階会議室
日時:第2木曜日 18:00~20:45まで(全12回座学のみ)
受講料:1回1,500円、一括申し込み15,000円
対象:米の自給をしたい方。米作りが初めての方大歓迎!
参考テキスト:『自給自足の自然菜園12ヶ月』(宝島社)153~174ページ

●問合せ・申し込み先●
千曲市役所経済部農林課農業振興係服部
電話026-273-1111(内線7244)
Email:nousin@city.chikuma.nagano.jp(件名を「自給稲作入門講座」として送信下さい)




現在、『竹内孝功さんの自然菜園講座オンライン動画サイト試験発信中~
※有料サイトの都合、登録などの際に一部英語表記になっております。

※最新動画、「畑での野良仕事(実技編)」前編・後編もアップグレードできました。

コメント (4)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 初霜!!越冬準備で大忙し | トップ | 仙台秀明の里山で、段々畑づ... »
最新の画像もっと見る

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
落花生について (さかみ)
2018-11-11 20:04:40
こんばんは。質問です!

落花生は同じ場所での連作は難しいですか?

また、ぐるぐるリレープランのように相性の良い野菜がありましたら教えて下さい。
返信する
ご質問ありがとうございます。 (竹内孝功)
2018-11-13 18:01:07
さかみさんへ

ご返信遅くなり申し訳ありません。

そうですね、ダイズ同様、連作をすると収量が減ったり、キタネクサレセンチュウの被害が大きくなったりして減収しやすいので、

ムギ、トウモロコシ、サツマイモとの交互連作もしくは間作がお奨めです。
返信する
Unknown (さかみ)
2018-11-15 16:22:16
ありがとうございます。さすが竹内さん!
さっそく麦を撒きます。
ゆで落花生がとっても美味しかったので嬉しいです♪
返信する
コメントありがとうございます。 (竹内孝功)
2018-11-16 07:20:32
さかみさんへ

それはよかったです。
ムギよりも落花生を優先する場合、もったいないですが、ラッカセイを植える場所は、青刈り(ムギの緑肥)して、実をつけない間作にするなど、工夫してみてください。
返信する

コメントを投稿

出張菜園教室」カテゴリの最新記事