無農薬・自然菜園(自然農法・自然農)で、持続できる自給自足Life。~自然な暮らしの豊かさの分かち合い~

信州の大地で自然農と自然農法で育てる自給農園で、日々の営みや生命を通して感じることや想うことを発信するブログ。

【無料公開用】自然菜園スクール『自然稲作コース』7/1 (土)中干し&虫害対策

2023-07-02 08:50:30 | 自然菜園スクール

 

7/1 (土)自然菜園スクール『自然稲作コース』中干し&虫害対策

※このブログは、【受講生限定ブログ】の動画や写真解説を除いた一般公開用です。

7月1日(土) 講義:稲作講座⑤(中干しと虫害対策)
※見学(実習なし)

でした。

前回の水管理は1年の動きだったので、改めて講義で中干し、虫害対策に関してより深く考察していこうと思います。

 

今回は、スクール田んぼの生育が低温のため遅れているので、中干し中ではなかったので、以下の動画をご覧いただき、溝切りや三角ホーの使い方をご活用ください。

 

実習は、見学会だったので、大雨の中傘を差しながら、赤田田んぼと信更田んぼ両方見に来ました。

※大雨のため、動画撮影はできず、写真のみになります。

手前たかね紫(黒米)

こちらは赤田田んぼです。車でスクール会場から10分のところにある、飲める清水が湧く田んぼです。

※信更町地区では、種籾の生産地のため、もち米は禁止されていますので、こちらの隔離した田んぼで、コシヒカリ以外を育てています。イノシシ、シカなどが出るため電柵を設置しています。

左側がハッピーヒル(晩生)最後の稲刈りになるので、水源に近く、シラケモチ、ひとめぼれの順で植わっています。

 

赤田から、信更田んぼに戻ってきましたがさらに雨が強くなりました。

大雨の日は、当日や翌日に必ず田んぼ周辺の現地確認(見回り)が大切です。通常ではありえない、入水や畦の崩壊、災害が発生するからです。10㎝(100㎜)で100トンの水が入るので、長雨で畦がもろくなったり、弱い箇所が崩壊しやすくなります。

今回は、中干し前なので、排水処置し、入水量よりも排水が多くなるように排水口をちょっと開けておきました。

葉色カラースケールは、稲の栄養状況を葉の色で判断できる強力ツールです。

時期に合わせて稲が健康かどうかを判断できる指標なので、是非ご用意ください。次回晴れたら、使い方を紹介しようと思います。

 

次回、暑い時期なので現地受講生は、熱中症対策(水筒、帽子、着替え)をしっかりご準備ください。

8月12日(土) 講義:稲作講座⑥(高温障害と病気対策)
※見学(実習なし)

 

最終除草後の、ガス抜きは、とても有効なので、以下を参照ください。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする