以下のブログは、
2021年7月の『自然果樹コース』の受講者限定ブログのサンプル(ダイジェスト)になります。
昨日は、梅雨の中、予報は一日雨でしたが、講義をちょっと延長して、
小雨の中、実習もでき、内容たっぷり濃厚なセミナーになりました。
・座学【動画】座学 URL ※現在、座学の動画期限切れでアーカイブは見れません。
前半の講義は、リアルタイムオンラインzoom配信ですので、オンラインの受講生も直接現地参加(10名限定)で、濃厚な講義内容になりました。
無農薬果樹のポイントは、生物多様性の生態系のバランスを調え、
害虫が大人しく、益虫が守ってくれ、どんどん土が良くなり果樹が元気に育つ環境づくりです。
そのための、初夏の野良仕事のポイントを草管理と誘引など、果樹と虫視点で解説させていただきました。
この環境づくりをする観点は、一番無農薬が難しい果樹だけでなく、野菜や稲作から学んだことであり、野菜やお米を育てる上でも重要です。
【実習動画】 2021 07 04 自然果樹コース 実習1
風の草刈り https://youtu.be/kapGw-aBzXs
風の草刈りの一番のポイントは、
草の先端3分の1位の風になびくところを高刈りすることです。
3分の2ほど残して、甘く刈ることで、背丈が延びず、草は柔らかくなっていきます。
★ナイロンコードを使うので、ゴーグルなど装備をした上で、葉っぱが柔らかい早朝や雨の後などに行うことが肝要です。
今回は、果樹にとっても、近隣の方にとっても、お世話する人間にとっても大切な草刈りの仕方を
草払い機を実際に稼働させて、自然菜園流「風の草刈り」を見学していただきました。
草払い機は最も危ない農機具の一つなので、装備と使用方法を知って準備しておくと、身体の負担も少なく、安全に使用することができます。
前回の講座で超ストチュウをかけたリンゴは、ピンポン玉以上に大きくなっており、葉っぱもつやつやで元気でした。
三脚は、危ないので、↑の写真のように、1段目をしっかり踏みつけて、土に三脚の足が埋まるようにしてから登ると安全です。
↑の写真が✖をしているのは、
三脚の「一番上には乗らない。危ないから」という意味です。
リンゴの袋がけも改良したので、解説すると
この後はハウスに移動し、ブドウの花房整形(摘房・摘粒)と誘引をしました。
【動画】2021 07 04 自然果樹コース 実習4 ブドウの摘果・誘引 https://youtu.be/wlgJDtSyThc
写真は、なにもしなかったスチューベンというブドウです。こんなにたくさん実をつけると、
粒が大きくならなかったり、樹の負担が大きくなるので、開花する前の房をブドウの花房整形(摘房・摘粒)と誘引します。
最後に、今日の感想をシェアしあいながら、旬の無農薬完熟ラズベリーひと口タルトをいただきました!
次回は、ブドウの収穫。最終回です。
直接現地参加者は、(若干1~2名の空が現在ありますが、コロナ対策で、先着10名限定)以外は、オンライン参加ウエルカムです。
9月26日(日) | 講義:自然果樹講座④(剪定) 実習:山ブドウの収穫、ジュースづくりなど |
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