暫く前、ある会誌に詩人イエーツについての雑文を書いたが、これを偶々読んでいただいた知人から、東大駒場博物館でのイエーツ展のことお知らせいただいた。知人は歌舞伎・能に造詣深く、日本の能にも関心を持っていたイエーツについて語り合ったことがある。
この展覧会は、東京大学とトリニティー・カレッジ・ダブリンとの間で締結された学術協定を記念して企画されたものであるとのこと。館内には、アイルランド国立図書館で開催された『W・B・イエーツの生涯と作品展』をもとにアイルランド政府が制作したパネルや資料が展示され、イエーツの文学者としての軌跡をたどることができる興味深い内容であった。
この数年、アイルランドと詩人イエーツへの関心を高めていたので、タイミングのいい展覧会であった。特に若い頃からの詩集など作品についても目にすることができ、有意義な一日であった。
実は、イエーツの父ジョン・バトラー・イエーツは画家であった。
下記写真の中の作品は、1887年、この父ジョンが、若い時代のイエーツをモデルに描いた習作『ゴル王』である。また、その下の作品は、イエーツの詩『ゴル王の狂気』を題材にして描いたスケッチである。(山下)
この展覧会は、東京大学とトリニティー・カレッジ・ダブリンとの間で締結された学術協定を記念して企画されたものであるとのこと。館内には、アイルランド国立図書館で開催された『W・B・イエーツの生涯と作品展』をもとにアイルランド政府が制作したパネルや資料が展示され、イエーツの文学者としての軌跡をたどることができる興味深い内容であった。
この数年、アイルランドと詩人イエーツへの関心を高めていたので、タイミングのいい展覧会であった。特に若い頃からの詩集など作品についても目にすることができ、有意義な一日であった。
実は、イエーツの父ジョン・バトラー・イエーツは画家であった。
下記写真の中の作品は、1887年、この父ジョンが、若い時代のイエーツをモデルに描いた習作『ゴル王』である。また、その下の作品は、イエーツの詩『ゴル王の狂気』を題材にして描いたスケッチである。(山下)