今日は3月27日。今年の桜前線は例年より早く、東京は本日が見頃と聞いて、夕刻前、九段下から皇居田安門・靖国神社界隈を歩いたが、今まさに咲いたばかりといった趣きの桜であった。
小生の第二の人生のライフワークはルオーと西行研究、・・などというと格好良すぎるが、そう在りたいと思っている。ルオーについては、30年前に版画『ミゼレーレ』の中の一点を購入して以来のことであるし、西行についても好きで若い頃から時々読んでいる。
西行は、平安末期を代表する歌人である。出家した後、桜の美しい京都東山や嵯峨、奈良吉野の他各地に庵を構えたが、生涯を通じて数多くの桜の歌を作った。桜といっても、咲き誇っている美しさではなく、散る桜を詠んだ歌が多い。
私は、桜の季節になるとこの歌を思い出すのであるが、年と共に心に沁み入る。
・・・『願わくは花のもとにて春死なむ、そのきさらぎの望月のころ』・・・美しい歌だ。(山下)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0f/23/99ba0aa9b8c8fd69eae4f4a31a7e7fa7.jpg)
皇居田安門界隈の桜、満開なり
小生の第二の人生のライフワークはルオーと西行研究、・・などというと格好良すぎるが、そう在りたいと思っている。ルオーについては、30年前に版画『ミゼレーレ』の中の一点を購入して以来のことであるし、西行についても好きで若い頃から時々読んでいる。
西行は、平安末期を代表する歌人である。出家した後、桜の美しい京都東山や嵯峨、奈良吉野の他各地に庵を構えたが、生涯を通じて数多くの桜の歌を作った。桜といっても、咲き誇っている美しさではなく、散る桜を詠んだ歌が多い。
私は、桜の季節になるとこの歌を思い出すのであるが、年と共に心に沁み入る。
・・・『願わくは花のもとにて春死なむ、そのきさらぎの望月のころ』・・・美しい歌だ。(山下)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0f/23/99ba0aa9b8c8fd69eae4f4a31a7e7fa7.jpg)
皇居田安門界隈の桜、満開なり