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NY便り・・3月17日、マンハッタンは緑一色のセントパトリックデー

2015年04月01日 | イェーツと陶淵明
1~2週間は相当寒かったらしいが、マンハッタンは好天気。この日、美術館に向かおうとグランドセントラル駅を外に出たら、周辺道路は規制され、大勢の人がパレードの準備中であった。




そう、3月17日はセントパトリックデーである。元々、詩人イエイツやアイルランドに関心を持っていたので、この時期、NYに行けることは嬉しいことであった。勿論日本を出る時から楽しみにしていたのだが、こんな賑わいとは予想していなかった。セントパトリックデーとはアイルランドの祝祭日、パレードに参加する人も通行人も国のシンボルカラーである緑色のものを見に付けている。



セントパトリックとはアイルランドにキリスト教を広めた聖人のことである。この日は首都ダブリンにおいては勿論、ニューヨークやボストンでも盛大なフェスティバルが開催されているのである。

パレードに参加している多くは警察官や消防士であろうか、堂々とした行進ぶりである。イギリスに何百年もの間支配かつ虐げられ、ジャガイモ飢饉を機にアメリカに渡った後も、苦難の時代を生きて来たアイルランド人の歴史を思うと、このパレード、感慨を持って眺めざるを得ない。





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