映画と本の『たんぽぽ館』

映画と本を味わう『たんぽぽ館』。新旧ジャンルを問わず。さて、今日は何をいただきましょうか? 

隣人は静かに笑う

2020年02月18日 | 映画(ら行)

良き隣人のはずが・・・

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20年以上前の作品を見ようと思ったのは、
ジェフ・ブリッジスとティム・ロビンス主演というのが気になったため。

「ショーシャンクの空に」が95年の作品なので、
ティム・ロビンスのその少しあとの出演作品ということになります。

テロリズムのついての講義を持っている大学教授・マイケル・ファラディ(ジェフ・ブリッジス)。
あるとき、路上で大けがを負った少年を救助します。
その少年は、最近ファラディの隣に越してきたラング(ティム・ロビンス)家の息子でした。
これをきっかけに、ファラディ家とラング家、家族ぐるみの交際が始まります。
そんなある日、マイケルは隣家のオリバー・ラングが偽名を使っているらしいことに気づきます。
そして、彼のことを調べ始めるのですが、
10代の頃に爆発テロ事件未遂を起こしている・・・。
建築家で3児の父である良き隣人。
しかし実はそう見せかけただけの、テロ犯罪者なのか・・・???

マイケルはラングがテロ犯罪者であることを確信するのですが、
彼の恋人は、人をやたらと疑うものではない、という。
又、知り合いのFBI捜査員さえもが、考えすぎだという。
果たしてラングはテロ犯罪者なのか、それとも・・・。
というところで、見ていても予断を許さないのですが、
しかし終盤は予想もつかない展開が待ち受けています。
アメリカ映画でこれは珍しい。
隣人が静かに笑う情景・・・。
これは怖い。
バッド・エンディングです。
まあ、だからこそ、スリルを味わいました!!

 

 

<WOWOW視聴にて>

「隣人は静かに笑う」
1998年/アメリカ/119分
監督:マーク・ペリントン
出演:ジェフ・ブリッジス、ティム・ロビンス、ジョーン・キューザック、ホープ・デイビス

意外性★★★★☆
満足度★★★☆☆

 



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