映画と本の『たんぽぽ館』

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大脱出

2020年07月20日 | 映画(た行)

スタローン&シュワルツェネッガー

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ランボーを見たついで・・・というノリで見てみました。
ランボーの4作目が2008年。
本作2013年作品なので、なるほど、確かにさらにスタローンは老いていました。
(それを言っちゃあおしまいヨ・・・)

脱獄のプロで、セキュリティ・コンサルタントとしての仕事をしているレイ・ブレスリン(シルベスター・スタローン)。
すなわち、あちらこちらの監獄に自ら入り込み、脱獄をしてみせることで、
その監獄の弱点を突いて見せ、今後のセキュリティに役立てるという仕事をしているのです。

そんなある日、CIAがらみの依頼で、一度入ったら絶対に出られない、
「墓場」と呼ばれる監獄での仕事を依頼されます。
・・・しかしそれは実は罠だったのです。

ブレスリンは、監獄の中で信頼できそうなロットマイヤー(アーノルド・シュワルツェネッガー)と手を組むことにしますが・・・。
何とその監獄は想像を絶する場所にあった・・・!!

シルベスター・スタローンとアーノルド・シュワルツェネッガーのタッグとなればもう、怖いものなし。
これでうまくいかないわけがありません。

しかしここでもブレスリンの敵は、獄中の監視等直接的な者たちの他に、
この監獄の外、すなわち一般社会の中にいる・・・という二重構造。
ランボーでもあったパターンです。
ただここでは力ずくはもちろんですが、周囲の観察とか、洞察とか・・・、
ブレスリンの年相応の「知恵」も重視されている、とそういうことですね。

それと一番の驚きは、この監獄の場所。
確かにこれは通常では脱獄不可能かもしれません・・・。
アルカトラズにも似ていますが・・・。
けどそれを気づかないなんて事があるだろうか?とやはり思ってしまいますけれど。

面白くなくはないけど、あえて見るほどでもない、という感じでしょうか。

<WOWOW視聴にて>

「大脱出」

2013年/アメリカ/116分

監督:ミカエル・ハフストローム

出演:シルベスター・スタローン、アーノルド・シュワルツェネッガー、
   ジム・カビーゼル、カーティス・“50セント”・ジャクソン

 

アクション度★★★☆☆

満足度★★★☆☆

 



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