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「日本人の値段」 HONZで東えりかさんがご紹介&それがYahooニュースに転載されました!

2015年02月17日 | 新刊紹介 日本人の値段
 中国は明日が大みそかです。

「日本人の値段」、有名な書評家の、東えりかさんにHONZでめちゃうれしい書評を書いていただきました!

 HONZは本が大好きな目利きが選ぶ、「おすすめ本」の紹介サイトです。


 中国企業に転職した元日産社員の逮捕のニュースが流れてからモンモンとしていたことを、全部代わりに言っていただいたようで、なんだか涙が出るほどうれしかったです。
 

中国への技術者流出の中には、
もちろん事件性のある場合もあります。
本のテーマも「中国は日本の技術を狙っている」なんだから。
ただ全部がそうだというのは絶対ちがいます。


 本に登場していただいた方々、正直、引っかかることがあったら、取材を受けて掲載をOKできないです。
(実際、取材自体もずいぶん断られたし、取材してからやっぱり絶対ダメ、と断ってきた方もいました。当たり前ですが、あやしければ最初から取材を受けないわけで)。

1.「個人に属する経験、能力」を労働力として売るのと、2.「その社の機密データーを持ち出す」のとは、まったく別の話です。1.は合法、2.は不法です。


 昔、日本人は「転職」というだけで、1.の「個人に属する経験、能力」に対しても、
感情的になることが多かった。
 今はだいぶ変わりました。
 中国人なんか、最初から「自分資産の増強」ばかり考えてるけどね。それもいかがなものかと思いますが、彼らもいいところがあって合法であれば首になってもあんまりぐちゃぐちゃいわない。ま、労働争議はありますけどね。

 
 そして私の主張は、これからは日本社会は、ますます人材流動社会に、個人の実力社会になっていくでしょう、ということです。
 私は学校を出て会社に勤めて、当時としては珍しい「女子」の海外出張もしまくり、本当にいろんな経験もさせてもらって、上司、同僚、部下にも非常に恵まれて、それでも会社に勤めた経験の中で一番よかったのは、会社をやめたことです(転職経験者はうなづいてくれると思う)。
 日本て残念だな、と思うのは、「いい会社」に勤めると、一般にその体験が定年の時になることです。人によってはちょっと遅いかも。



 東えりかさんの書評は、なんとYahooニュースにも転載されました! びっくりしました。


Yahooは昔、このブログを始めたばかりのころも、紹介してくれました。
突然、千人単位で閲覧者が増えて、???と思ったら、なんか新ブログの紹介に載ってた。

東えりかさんもYahooも、ご紹介、本当にありがとうございました!

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