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歴史読本6月号 老北京 雍和宮 

2013年04月26日 | 老北京
今回は、北京のチベット仏教(ラマ教)寺院、
雍和宮です。かなり広いです。





ここはいわゆる歓喜仏があるのでも有名なんですが、私が好きなのは唐ka(Thang-ga)。チベット仏教の宗教画です。


 


 でもどうして、北京にチベット仏教のお寺があるのか。

 しかもここって、元は清朝の皇太子の住居なんですね。そんなところに異民族、異教徒の寺院。しかもしばらくは皇帝の別宅とチベット寺院が同居したという、日本ではあり得ないシチュエーション……。

  ではここで質問です。

1  漢族の宗教はなんでしょう。
2  チベット族の宗教はなんでしょう。
3  モンゴル族の宗教はなんでしょう。
4  満族の宗教はなんでしょう。

(複数回答可)



 現代なお複雑な、中国の辺境支配の仕組みを学べるいい場所です。 現代の偽パンチェン様も、ここで法要をいたしました。しかし中国様って、悪事のパターンがいつも一緒てのが、弱点かも。

コスプレ好きだった雍正帝。雍和宮の、もともとの持ち主で、最初にチベット寺院を置きました。

 

ラマ僧姿。        道教姿。





西洋風。キリスト教はすでに来てました。下の人は違う人ですね。


では、もうひとつ質問です。





この仏像の下に埋まっていたものは何でしょう。

1 雍正帝がチベットから奪った宝物。
2 雍正帝が殺した政敵の骨。
3 雍正帝の携帯。
4 雍正帝が指名した跡次の名前を入れた紫檀の箱。


 答えはもちろん、どちらも歴史読本、6月号で!

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