・日々の出来事を簡単にまとめています。
田中がくBLOG



12月21日午前7時半市役所を出発しました。今回の視察は自由市民の会派に奥野学議長と田畑議員も一緒に行きました。視察内容としては【現代アートによるまちづくり】です。12時15分に岡山県・宇野港発のフェリーに乗船し直島町へは、35分に到着しました。
フェリーを降りた所へ直島町議会の議長さんが親切に迎えに来てくれていました。簡単に挨拶を済ませ早速、最初に視察をする地中美術館へ向かいました。ここでは、「財団法人・直島福武美術館財団」の事務局長さんが案内をしてくれました。

約1時間の視察を終え次に場所を移動して、ベネッセハウスミュージアムへ行き、ここでは「ベネッセアートサイト直島」の統括マネージャーが案内をしてくれました。
約40分間の視察を終えて、次に家プロジェクトの現地視察を行いました。ここでも統括マネージャーが雨の中でしたが引き続き案内をしてくれました。約30分間、町並みを視察したあと15時20分に町役場へ行き会議室で20分間のDVD拝見させて頂き、その後に
「株式会社ベネッセホールディング直島事業室」の室長経緯の説明を詳しく説明をして頂きました。1987年3月に当時の土地所有者の藤田観光から土地を購入し1988年8月に
(直島文化村構想)を発表し1992年に視察をさせて頂いたベネッセハウスミュージアムという現代美術館とホテルを併設させた建築物を安藤忠雄氏の設計でスタートをさせ、その後1997年から第1期・家プロジェクトを始め2001年までの間に4軒を完成させてスタートをして、第2期として2006年から2007年までの間に3軒を完成させたそうです。

またこの間の2004年には、世界的にも有名になった地中美術館を安藤忠雄氏設計をして頂き、直島町におけるアートの核を築いたそうです。直島町の人口は、約3400人ぐらいだそうですがベネッセが進出してから観光客は右肩上がりで昨年は、年間で約40万人もの人々が訪れたそうです。
また観光客全体の18%が海外からのお客さんで、アメリカ・韓国・フランスの順で世界各国の人が訪れているそうです。約1時間の町役場での質疑応答を含めた説明の中で感じたことですが、直島町の観光を推進し実現をするのに20年という歳月をかけて成功をさせた訳ですがこの間の努力は、並大抵では無かった事だと思いましたし、観光行政を進めるのには
一足飛びには行かないんだと実感しました。
もう少し時間があればと思いましたが、船が1時間に1本しか無いので慌ただしく視察を終了して16時40分発のフェリーにのり初日を終了しました。

22日は、午前9時に宿泊先の岡山市内のホテルを出発し倉敷市役所に向かいました。
9時45分に到着をして会議室に行き「英語教育総合推進プロジェクトについて」を視察させて頂きました。内容の説明を倉敷市教育委員会・学校指導課の方にして貰いました。
まず事業の経緯としては、平成16年12月に国から英語教育推進特別区の認定を受け平成17年度から幼稚園・小学校・中学校の連携を図った「英語教育総合推進プロジェクト」を作成して取組、平成21年度からは「英語教育総合プロジェクト」と名称を変更し現在も続いているそうです。また平成21年度から小学校における外国語が先行される事になり、平成20年4月に特別区の認定は取り消されたが文部科学大臣の指定により同様の特例が適用され教育課程特例校と位置づけ、以前からの取組を継承しているとのことです。
平成19年度より小学校の全校に実施し中学校の授業時間を年間105時間から140時間に拡充をしたそうです。また倉敷市では、平成16年10月から地域に在住の外国人または海外に在住をしてり外国を訪問した経験を持つ日本人等を〔ふれあい活動員〕として招き、諸外国の遊びや文化などを理解する国際理解の基礎を培うことを目的とした事業を実施してきたそうですが、見直しをするなかで平成21年度で幼稚園の活動は中止をしたそうです。
現在は外国人講師39名を倉敷市が独自で採用し小学校63校・中学校26校・高校5校・特別支援学校1校で、英語を聞いたり話したりするコミュニケーション活動を中心とした英語学習に活用をしていると言われていました。平成19年度からは、小学校英語課授業の公開校を指定し平成19年度・20年度と6校を指定して授業や評価のあり方について共通理解を図っている、また案内をしないの全小・中学校に出され中学校の教員も参加をするなどして、小中の連携を図るのに良い機会にもなっているそうです。
小学校の英語課についても学習指導方針や指導計画及び評価する検討会を平成17年度から行い、最近では年に4回程度行っているそうです。平成17から20年までは、小学校の教員の指導力向上を図るのに全小学校の教員を対象に研修講座を開催し21年からは、新採用の教員のみに研修を行い、効果につては小学校の児童では覚えた英語を使って積極的に話そうとする姿勢が見られるようになっていると、また中学生では、話すことや聞くことに対して抵抗感が少ないや、英語検定に積極的に受験をし受験者・合格者数がともに増加をしているそうです。課題としては、カリキュラムに応じた教材を充実させる事や小学校教員の指導力を向上させる事だと言われていました。
約80分間の視察でしたが、実りある視察になりました。この2日間の視察は、観光と教育
を中心にした内容でこれからの貝塚市にとっては無くてはならない問題なのでとても参考になる行政視察でした。

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