ダーリンは外国人
2010年/日本
時計に関する一考察
総合
60点
ストーリー
0点
キャスト
0点
演出
0点
ビジュアル
0点
音楽
0点
‘ボーイフレンド(boyfriend)’の対義語が‘Just a friend(ただの友達)’なのか‘just friend(高潔な友達)’なのか疑問を持ってしまった原因は主人公のさおりを演じていた井上真央がトニーのことを「ジャストフレンド?」と発音していたように聞こえたからだったが、それよりも看過できない誰もが気がついているはずであろう時計の話をしておきたい。
さおりの父親が倒れて病院に運ばれたことを電話で知らされたさおりがいた部屋の時計は6時半を指していた。知らせを聞いたさおりとトニーが急いで病院まで駆けつけ、幸いその時には父親はまだ病室のベッドの上で元気だった。父親の看病を母親と姉に任せて、さおりとトニーが帰宅した時に、同じ部屋の同じ時計は7時15分を指していた。さおりの家から病院までの距離は分からないが、あれだけの出来事が45分で済むとは考えられない。もしもこれがギャグであるというのであるならば、むしろ同じ時刻を指していた方が効果的なはずである。つまりこの45分とは同じ室内のシーンを続けて撮ったということであろう。明らかに演出ミスである。この作品の宇恵和昭監督はこれがデビュー作ということらしいが、何故現場で誰も気がつかなかったのか不思議である。
ただの娯楽作品の揚げ足を取るつもりは毛頭ないが、このようなほんの小さな綻びがせっかくの佳作を台無しにしてしまうことは多々起こりうる。
しかし『誰かが私にキスをした』にも同じようなシーンがあったのだが、さおりを演じていた井上真央が外国人が集うパーティーに出席しているのになかなか誰にも声をかけられないシーンを見かけた。井上真央、掘北真希という日本の若手女優の2トップがパーティーで誰にも声をかけられないままグダグダに酔っ払ってしまうとは、いくらフィクションとはいえ荒唐無稽と言わざるをえない。
愛子さま、登校続ける=始業式から1週間(時事通信) - goo ニュース
愛子内親王は母親に付き添われて毎日登校を続けていて一部の授業には出席
しているらしい。この事に関して宮内庁の野村一成東宮大夫は「初等科の先生方に
ご配慮いただきながら、新しいクラスのお友達にも、温かく接し見守っていただいて
おります」と述べて、皇太子ご夫妻は「うれしく思っておられるご様子でございます」と
述べたらしい。しかし3年生に進級してクラス替えもあり、当然クラス替えの際には
多大な配慮もなされたはずだが、母親の付き添いがなければ登校もできない状態
の上に、授業も一部しか出席していない状況というのはどう考えても正常ではない。
結局、愛子内親王がいまだに何に対して不安を持っているのかがよく分からない。
このような中途半端な状態を“問題の解決”と見做すことにするのだろうか