黄砂増大 ゴビ砂漠乾燥 人体に悪影響も(産経新聞) - goo ニュース
中国大陸で発生している黄砂が増大していて健康問題が懸念されているという
記事なのだが、2010年3月4日の読売新聞夕刊の記事によると、実は黄砂は
酸性雨に含まれる硫酸を吸収して、黄砂の成分である炭酸カルシウムが中和して、
水に溶けにくい「石こう(硫酸カルシウム)」にしてしまうのみならず、海にすむ植物
プランクトンの増殖に必要な鉄分を運んでもいるらしい。つまり中国は砂漠地帯で
黄砂を発生させやすくして、中国の工業地帯を通過させることで酸性雨を減らす
試みをしていると考えられるのである。もちろん私はそのようには思わないが、
何にでも一長一短があるものだと感慨にふけってしまう。